「琵琶湖 放流量・水温・水位グラフ」設置のお知らせと使い方の説明

2017年12月20日知識・テクニック

琵琶湖水温グラフ(安曇川沖)
琵琶湖でバス釣りをする人にとって気になる琵琶湖の水温と水位。

この度、その琵琶湖の放流量と水温および水位をほぼリアルタイムに確認できるページを設置しました。

(2018年2月28日 「南湖西岸・三保ヶ崎」および「瀬田川」の水温も表示するようにしました。)
(2017年12月21日 南湖洗堰の放流量(放水量)も表示するようにしました。)

単に水温・水位を数値で表すのではなく、グラフ化することによって前日からの水温・水位の変動の様子を確認することができます。

琵琶湖 放流量・水温・水位グラフへは、以下のリンクまたは当ブログのナビゲーションメニューからアクセス可能です。

当グラフは琵琶湖を愛する皆さまのお役にも立てればと考え、広く公開いたします。皆さまの釣果アップの一助となることを願っています。

水温・水位グラフを設置した理由

水温・水位の変動の様子を可視化することで、琵琶湖の今を知ることができる。そしてそれは釣果に繋がる。そう考え設置した次第です。

とはいえ、すでに水温データをグラフ化されているサイトは存在します。いつも利用させていただいているこちらのサイトです。非常に丁寧な仕事をされていて、クオリティーが高いです。

しかしながら、安曇川沖の水温グラフがない!このサイトの管理人は、おそらく南湖中心に釣りをされているのでしょうか。

なければ自分で作るしかありません。というわけで、安曇川沖の水温をグラフ化することにした次第です。ついでに琵琶湖大橋の水温も対象とすることで、北湖の水温変動を大まかに把握できるようにしました。

水位情報に関しては、「国土交通省 水門水質データベース」で数値が公表されているほか、「国土交通省 川の防災情報」ではグラフ化されています。

これらのサイトで水位グラフは閲覧可能ですが、情報を一箇所に集めておいた方が利便性が高いと考えたため、当ブログにも水位グラフを設置したものです。

琵琶湖 放流量・水温・水位グラフの概要

放流量データについて

「国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所」が発表している放流量(放水量)データを使用しています。

グラフ化の対象

グラフ化している水温は、「安曇川沖中央」「琵琶湖大橋」、「南湖・三保ヶ崎」、「瀬田川」の4ヶ所の水温です。

水位は琵琶湖の平均水位データを利用しています。

安曇川沖中央

北湖の中央に位置する安曇川沖の自動観測所(観測所記号:1363160430060)。北湖のメインチャネルにあたる場所。普段の釣りには関係がない場所。笑

水温は水深2メートルに設置している水温計で測定しているらしいです。よって、この観測所で測定される水温は比較的安定するものと考えられます。

と言うことは、この観測所における水温の変動は、シャローエリアにおけるは大きな変動を意味するととらえても差し支えないでしょう。

なお、京都大学の学生が当観測所を見学している時の様子をまとめていらっしゃいました。参考までにリンク貼っておきます。私も一度は実物を見てみたいものです。笑

琵琶湖大橋

琵琶湖大橋東詰に位置する観測所(観測所記号:406041286603270)。北湖から流れてくる水の水温が確認できます。

三保ヶ崎

南湖西岸に位置する観測所(観測所記号:306041286603070)。

瀬田川

瀬田川にある観測所です。水のめぐみ館「アクア琵琶」の中にあるようです。(観測所記号:406041286603480)

琵琶湖の水位

水位グラフは琵琶湖の平均水位データをもとに生成しています。

データ引用元

グラフ化している水温と水位のデータは、国土交通省水文水質データベースから取得しています。当データベースからは、水温データの他に濁度やpHといった水質データの取得も可能。

グラフ更新のタイミング

今のところ1時間おきに更新しています。

グラフの見方

水温グラフの見方

ブルーの線は現在から24時間前までの水温変動を示しています。グラフの右側が現在の水温です。左に行くほど過去の水温になります。

グレーの線は1日前の同時刻の水温を示しています。

分かりにくいので、例を挙げて説明します。下のグラフが2017年12月18日13:00時点のグラフだとすると、以下のように読み取れることになります。
琵琶湖水温グラフ(琵琶湖大橋)

  • ブルーの線の一番右端 12月18日13:00時点の水温(9.6℃)
  • ブルーの線の一番左端 12月17日14:00時点の水温(10.4℃)
  • グレーの線の一番右端 12月17日13:00時点の水温(10.2℃)
  • グレーの線の一番左橋 12月16日14:00時点の水温(10.7℃)

途中で点が抜けているところは、欠測(データなし)によるものです。

水位グラフの見方

基本的には水温グラフの見方と同じです。ただし、水位グラフの時間軸(横軸)は常時1時から24時まで表示しているため、現時点の水位値がグラフの一番右側に来るとは限らないので注意してください。

あと、水位の単位はメートルです。下のグラフで言うと-0.04は-4cmということになります。

琵琶湖水位グラフ

グラフをどう活用するか?肝心なのは変化の度合い

さて、問題はこのグラフをどう活用するかです。

実はその日その時刻の水温を知ること自体には、あまり意味がありません。

大事なのは、前日の水温はどうだったのか?どのようにして現在の水温に至ったのか?と言う変化の様子を知ることです。

水温がブラックバスの適温といわれる20℃台であっても、水温が前日から大きく下がるような変化があった場合は、ブラックバスの活性も下がるといわれています。

一方、10℃を下回る真冬の時期でも、水温の変動が少なく安定していれば、活性は比較的高まるといわれています。

よって、水温だけを知ることにはあまり意味がなく、大事なのは水温の変化を知ることであると理解できます。(もっと詳しい解説は他のサイトで調べてみてください。)

グラフの見方で言うと、ブルーの線とグレーの線の幅が狭ければ、水温変化が少ない水温安定ということになります。

逆にブルーの線とグレーの線の幅が大きければ、水温変化が著しいということになります。

つまり、「ブルーの線とグレーの線の幅が狭い日が釣れる日」と、いえるのかもしれませんね。

変化を知って釣果を伸ばそう

現在の水温を知ることは大事です。しかし、もっと大事なのはどう変化したのかを知ることです。ブラックバスは変化に敏感な生物。変化の様子を知ることでバスに近づくことができるはずです。

当ブログの水温・水位グラフは変化を可視化したものです。このグラフがなんらかの形で皆さまのお役に立てることを願っております。