春の琵琶湖ホール裏釣行とルアーローテーションについて 2016年5月1日
ゴールデンウィークに突入した琵琶湖へ出撃。琵琶湖ホール裏でありとあらゆるルアーをキャストし続けた、何も起こらずボウズで終了した。
闇雲にルアーを変えればよいわけではない。ルアーローションについて簡単に解説する。
釣りに行った日時・場所
- 2016年5月1日 朝の部
- 琵琶湖ホール裏
釣行報告
朝の4時半起床。完全に寝坊してしまった。急いで準備を整えて、最近のホームグラウンドである大津の琵琶湖ホール裏へ向かう。
5時過ぎに現地着。釣り人の姿はまばら、間に合ったようだ。
いつも通りダイワ TDバイブレーションから開始。異常無し。
次にダイワ ピーナッツ2。こちらも何も起きない。
続いて、釣れる気がする大本命のジャッカル フリックシェイクをキャスト。全く魚からの反応が無い。なんでやねん。
その後も、ジャッカル デラクー、フリックシェイク(再)、ゲイリーのカットテール、ゲイリーのヤマセンコー、フリックシェイク(再々)とルアーチェンジしながら投げ続けるものの、ギルバイトがあるくらい。
結局、バスは釣れず、ワームを3本ロストしただけで終了となった。
ルアーを変えれば釣れるわけではない。
ルアーをチェンジすることで釣ろうと試みたが、魚からの反応は得られなかった。それもそのはず、単にルアーをチェンジすれば釣れるわけではないからである。
ルアーをチェンジするのは、釣れていない人間側の都合。そんな人間の都合に魚があわせてくれるはずはない。
当たり前のことであるが、魚の都合にあわせたルアーチェンジをしないと魚は釣れないのである。これが分かっているかどうか、行動にうつせているかどうかで釣果が変わってくる。
ルアーローテーションに目的をもたせる
「このルアーを使って釣りたい」というこだわりがあるのなら、そのルアーを使えばよい。
そうではなくて、その日その時の状況にあわせた釣りで魚を釣りたいのであれば、魚の都合で釣りをしなければならない。
となると、ルアーローテーションに意味、目的を持たせなければならない。以下の通り、意味のあるルアーローテーションと意味のないルアーローテーションの一例を挙げておく。
意味のあるルアーローテーション
- 水面表層を狙いたいからフローティングミノーをゆっくり巻く
- 中層を巻きたいからサスペンドミノーを使う
- ボトムをずる引きしたいのでテキサスリグにする
意味があるとは言いがたいルアーローテーション
- フリックシェイクで釣れないから、カットテールを使う(何のためのローテーション?)
- カットテールで釣れないから、さっき使ったフリックシェイクを使う(同じことをしても基本的には釣れない。)
- TDバイブで釣れないから、先日釣れたデラクーを使う(巻物から巻物へのローテ。先日釣れても今日釣れるとは限らない。)
うまく表現し切れていないが、分かっていただけるだろうか?なんとなくルアーをチェンジしたり、昔の思い出だけでルアーチェンジしても、あまり意味はないということである。
ルアーを引くレンジやスピード、シルエット、アクションなどを色々と試せるルアーローテーションを行い、魚の都合にあわせた釣り方を探さなければならない。それがバスフィッシングであり、バスフィッシングの醍醐味のはずである。
総括
頻繁にルアーを変えるだけで釣れる時もある。しかしそれは偶然つれたと考えるべきであろう。
必然で釣りたいのであれば、魚の都合に合わせなければならない。そう考えると、闇雲にルアーをチェンジすることのおろかさに気づくだろう。
自身のルアーローテーションはどうだろうか?今一度自分の釣り方を見つめなおし、目的、意味のあるローテーションをおこなっていきたいものである。