9月最終の釣行報告と「におの浜」で良く釣れる時期・ルアーを考察 2016年9月28日
9月は50アップを捕獲できていない。9月釣行の最終日となったこの日は、なんとかして50アップを捕獲したいと考え出撃したが、ボウズという結果に終わった。
9月という時期は、におの浜では釣れないのだろうか?
いい機会なので、におの浜で良く釣れる時期を考察してみたところ、におの浜でもっとも釣れる時期は6月だとする結論にいたった。
釣りに行った日時・場所
- 2016年9月28日 夜の部
- におの浜
50アップを釣りたい
6月に人生初の50アップを捕獲して以来、7月、8月と50アップを捕獲することができている。しかし、9月になって調子がおち、今までのところ50アップと出会うことができていない。
恐らく9月最後の釣行となるであろうこの日、なんとかして50アップを捕獲するために、におの浜へ出撃した。
気合だけは十分で釣りに臨んだが、異常なく9月を終えることとなった。これまで好調だったテキサスリグでこの日は釣りをしたが、アタリはあったものの乗らなかったようである。
「におの浜」は、いつでも釣れるわけでは無い!?
さて、琵琶湖でも有数の有名ポイントである「におの浜」。魚影の濃さは琵琶湖一と言われることもあるほどで、良く釣れるポイントとして広く知られている。
しかし、年間を通して良く釣れるポイント、というわけでは無さそうである。
におの浜で良く釣れる時期は春と冬
におの浜の最盛期は、春の4~6月頃と冬の1~2月頃である。釣り人の数を見てもそれは分かる。どちらの時期も湖岸沿いは大勢の釣り人で賑わう。
特に5月のゴールデンウィークの時期には、近くの駐車場は遠方ナンバーの車で満車となり、早朝から湖岸沿いは釣り人で溢れかえる光景が見られる。
反対に、春と冬以外の時期は釣り人もまばらである。
つまり、におの浜は春と冬以外はいまいち釣れないポイントと言っても差し支えないだろう。におの浜で釣りをするときは4~6月に来ることをおすすめする。
また、1~2月の冬の時期にどうしても釣りたいときも、におの浜はおすすめポイントである。
におの浜の春と冬
参考までに、におの浜の春と冬について説明する。
春のにおの浜
3月から6月までの春の時期はスポーニングの時期。
におの浜沖は、広大なウィードフラットエリア(ウィードが良く生えた平らな湖底が続くエリア)である。
つまり、バスにとって年間を通して最も重要なイベントであるスポーニング(産卵)に適したエリアであり、年間で最も魚影が濃くなるとともに、大物が良く上がる時期だと言える。
50アップ当たり前、ロクマルも毎晩のように捕獲される春の時期は、昼夜釣り人が絶えないほどの盛況である。
春のにおの浜で良く釣れるルアー
この時期に有効なルアーは、バイブレーション。ジャッカルのTNシリーズはおすすめである。一晩中巻き続ければそのうち釣れるはず。
私の経験上、ダウンショットとテキサスリグも有効。ウィードが無い場所ではダウンショット、ウィードが濃い場所ではテキサスリグ、と使い分けてぜひ試していただきたい。
また、ヘビキャロで沖の大物を狙うこともできる。まだウィードがまばらな時期に良いウィードを見つけることができれば、大物の連発劇も可能なはずである。
【参考】琵琶湖でヘビキャロを始めたい人は必見!道具・ワーム解説講座
冬のにおの浜
1~2月の厳冬期は、一般的にはバス釣りはオフシーズンであるが、におの浜においてはシーズン真っ只中である。
冬のにおの浜と言えばメタルバイブ。メタルバイブを大遠投してリアクションで誘う釣りが冬のにおの浜の風物詩であり、冬にも関わらず数多くの大物が捕獲されている。
毎年1月から2月にかけては、大勢の釣り人が早朝からにおの浜一帯立ち並び、遠投を繰り返している。雪が降っていても釣れるのだから、人気が出るのもうなずける。
冬のにおの浜でよく釣れるルアー
メタルバイブ全般をしゃくっていれば、その日の運が良ければ釣れる。
有名なのはエバーグリーンのリトルマックス。
できるかぎり遠投して、ひたすらリフトアンドフォールを繰り返す釣りである。
他にはエビメタルも有名。遠投するために作られたルアーなので、とんでもない飛距離が出る。
他にはヘビキャロも有効。沖に残ったウィードについているバスを狙う釣り方である。
さらに、多くの釣り人は遠投する釣りをしているが、ライトリグで岸際を狙う釣りも有効である。
遠投に自信がない人は、場荒れしていない岸際を回遊する魚をライトリグで迎え撃つ釣りをしてみてもいいかもしれない。
自分好みの釣り方を見つけて、冬のバス釣りを楽しんでみてはいかがだろうか。
におの浜で気をつけること
におの浜は街中から近く気軽にバス釣りを楽しめるポイントである。それゆえ、釣りにやってくる人の数も多い。春の最盛期だと夜中でも人の出入りがある。
おまつり、ラインクロスなどで無用のトラブルに巻き込まれないよう気をつけよう。
また、歩道を歩く歩行者も多い。特にキャストする時は周りに気を配ってキャストするよう心がけたい。