湖西・八屋戸釣行を通して釣れる条件を考察した 2016年10月26日
10月下旬にしては気温が高い中、八屋戸へ出撃。結果はボウズに終わった。
この日の釣りを通して「良く釣れる条件」について考察をすることとした。一番重要なのは、感覚的に感じ取れる嗅覚なのだろうか・・・
釣りに行った日時・場所
- 2016年10月26日 夜の部
- 八屋戸川河口
釣れる条件が整った?
この日は、10月下旬にしては気温が高めの暖かい日であった。これに加え、適度な風、曇り(ローライト)という釣れそうな条件が整ったので、出撃することとした。
色々なルアーを試すが異常なし
21時半頃に現地着。
まずは巻きの釣りから開始。今期良くつれているスピナーベイト「O.S.P ハイピッチャー」でサーチを開始するが、異常なし。
次は、こちらも信頼のワーム「ゲイリーヤマモト カットテール6.5インチ」。リフトアンドフォールで魚を誘うが、異常なし。
良く釣れるワーム「デスアダー6インチ」
続いて「デプス デスアダー6インチ(通称デス6)」このワームで釣ったことはないが、良く釣れるワームとして有名。リフトアンドフォールや巻き、ズル引きを試していく。
ここで何度かバイトが発生したが、持って行くようなバイトはなし。一度明確なバイトに対してあわせてみたが、すっぽ抜け。たぶん小バスが端っこをかじっていただけと思われる。もう少し食わせてからあわせるべきであった。
風向風速が変更する中、異常なし
風が吹いたり止んだり、風向きも変わりまくる状況の中、釣りを続けたが沈黙が続く。
最後は「ジャッカル TN60」をひたすら巻き続けた。しかし、異常なし。危うく殉職しかけるだけであった。
小バスのバイトだけで、この日の釣行は終了とした。ずっと待機していた魚待ちのギャラリー(猫)も、待ちくたびれてどこかへ行ってしまった。申し訳ない。
釣れる条件とは?
よく風が吹いたら釣れる、ローライトは釣れる、といった、いわゆる釣れる条件というものがある。一般的には、以下のような条件が釣れるといわれる。
- 風が吹いている
- ローライト
- 水の流れがある
- 水がやや濁り
- 水温、水位が安定
これらの条件のうち、最も釣果に影響するのは何なのだろうか?
一番分かりやすいのは「風」
経験上、風が吹くとベイトが集まりだし、風が止むとベイトが散る(いなくなる)。集まったベイトを目当てにバスが近づいてくるので、風が吹くと釣りやすくなるのだろう。
また、風が吹くことによって溶存酸素量(水中内の酸素の量)が増える。これによりベイトを含めた魚の活性(食い気)が高まることから、釣りやすくなるとも考えられる。
いずれにせよ、「適度な風が吹いている時は良く釣れる」、と考えても差し支えないだろう。
当然、風向きや風力によっては全く釣れないこともある。過去によく釣れたときと同じ風が吹いていても、釣れるとは限らない。それが釣りの面白いところである。
釣れるかどうかを感じる嗅覚
理屈を掘り下げていくのは釣りの醍醐味であるが、小生は、感覚も大事にしたいと考えている。
釣行経験を重ねることで、どういった条件下であれば良く釣れるのかを感覚的に把握できるのが究極と考えている。
フィールドに立っただけで釣れるか釣れないかが分かる感覚、嗅覚。これを身に着けることが釣り人としての究極であろう。
小生もこの感覚、嗅覚を身につけられるよう修行していく所存である。