大晦日に北小松漁港裏の取水塔で50UP、40UPが連発 2016年12月31日
大晦日のこの日、いつもどおり北小松漁港へ出撃した。この日狙うのは漁港裏の取水塔。ヤマセンコー5インチをひたすら投げ続けて50アップと40アップを水揚げ。今年最後の釣行は満足な結果に終わった。
釣りに行った日時・場所
- 2016年12月31日 朝の部
- 北小松漁港裏の取水塔前
取水塔狙いでデカバスを釣る
この日も最近通っている北小松漁港へ向かう。5時頃に現地着。いつもは漁港内に陣取って、小さいワームを使って小バスを釣っているが、この日は漁港内ではなく漁港裏沖の取水塔を攻めることにした。
取水塔を狙う理由は、小バスではなくデカバスを釣りたかったから。実績も明確な根拠も全くなく、なんとなく狙ってみようと思っただけである。当然釣れる気は全くしない。
ただ、一つ根拠を挙げるとすると、取水塔回りの水深が4メートルということである。
湖西の取水塔について
琵琶湖の取水塔は、生活用水、農業用水を琵琶湖から陸に取り入れるための構造物(マンメイドストラクチャー)である。取水塔に近い陸地にはポンプ施設が存在しており、琵琶湖の水をポンプでくみ上げて使用している。取水塔とポンプ施設を結ぶラインにはパイプが敷設されており、場所によっては湖底上に露出しているため、魚が居付く場所となっている。
湖西の取水塔の多くは、水深が4メートルから5メートルのところに位置している。岸から大体30メートルから50メートルくらいのところに取水塔は位置しているため、そこまでルアーをキャストできれば4~5メートルラインを狙えるわけである。また、取水塔周りの湖底には大小の岩が転がっていることが多く、魚が居付く可能性の高いポイントであるといえる。
4~5メートルのディープエリア、マンメイドストラクチャー、固い湖底、という3つの特徴を持つ併せ持つ取水塔周辺は、シャローに比べて比較的水温が安定しているはずで、当然冬に魚が付く可能性も高いと考えられる。よって、この日は取水塔周りの底を狙うこととした。
取水塔にヤマセンコーをキャスト
まだ夜が明けない5時過ぎの真っ暗な中、取水塔に向かってヤマセンコー5インチをキャストし続ける。ここの取水塔周りは水深4メートルほどのはず、ヤマセンコーを湖底までフリーでフォールさせ、しばらくステイさせてから、ゆっくりずる引いてくる。これを何度も何度も繰り返した。
ヤマセンコーは4インチでもベイトリールでキャストできるが、5インチであれば飛距離も出して余裕でキャストできる。夜明け前の湖岸でリールのDC音を響かせながら、ひたすら投げ続けた。
使用タックル
この日の使用タックルは以下の通り。
- ロッド シマノ ポイズンアドレナ1610MH-2
- リール シマノ 15メタニウムDC HG 右ハンドル
- ライン シーガー フロロマイスター 14lb
- ルアー ゲイリー ヤマセンコー5インチ
取水塔狙いで本当に50アップが来た
6時前まで沈黙が続いたが、6時くらいなって待望のアタリが発生する。しばらくそのまま放置して魚の反応を待ったが、すぐに離してしまったようである。
すぐにワームを回収して同じ場所にキャスト、すると極小バイトあり。ロッドで聞くといい感じの重量感で沖へ引っ張られる。ほっしゃ~~きた~~と、興奮してあわせるとむちゃくちゃ重い。引きはそんなに強くないが、魚の重量感がすごい。何これ?30アップか??と思いながら引き寄せてくると、狙い通り?の50アップであった。
ありがとうございます、今年最後?の50アップである。
50cm丁度くらいか???体高がすごい、万歳。
引き続いて40アップ
興奮さめやらぬ中、釣りを再開。取水塔目掛けてヤマセンコー5インチをキャストする。するとアタリ発生、時合か??先ほどよりはサイズダウンだが、いいサイズの魚をゲット。
43cmくらい。50アップを釣った後なので小さく見えてしまう。冬場の取水塔狙いは釣れる率が高いのだろうか?
総括
夜が明けてあたりが明るくなり、最後に漁港内で小バスを釣ろうかとも思ったが、釣り人が多すぎたのであきらめて帰路に着いた。年末の取水塔狙い釣行は毎年の恒例行事にしたいと考えている。
今年は大きく飛躍した一年であった。初めての50アップを釣り、40アップもたくさん釣る事ができた。来年以降も更なる躍進を求めて釣りと清掃活動を進めていく所存である。そんな感じで大晦日には今年最後に大きな異常が待っていた、ありがとうございました。