バイブレーションを巻き続け探索調査継続(2017年7月7月084)
手返しの良いバイブレーションを湖西の浜で4時間半まき続けました。地形とウィードの状況が大分分かってきたので、今後の 釣行に役立ちそうです。
なお、バイブレーションの根掛かり対策としてフックのダブルフック化を試してみました。
ダブルフックにすることで本当に根掛かりは回避できるのか?どうぞご覧ください。
活動エリア・天候等
蓬莱浜
八屋戸浜
探索調査を継続する
前回から開始したバイブレーションによる地形とウィードの探索調査を今回も行うこととした。短期的な釣果だけを求めるのではなく、この先の安定的な釣果のための調査である。前回はエバーグリーンのブザービーターで調査を行ったところ、一定の成果は得られたものの、殉職。その短い命が絶たれてしまった。この苦難を乗り越え、ブザービータの命を無駄にしないためにも探索を継続する次第である。
今は無きブザービータ。永遠に眠れ。
バイブレーションのダブルフックチューン
とはいえ、殉職は恐ろしい。そこで殉職しない工夫が必要であると考え、フックをダブルフックにすることを考えた。早速ネット上の情報を収集、皆さん創意工夫されているようである。ダブルフック仕様にするにあたって確認したかったことは以下の2点。
- ダブルフックにするのはフロントフックとリアフックのどちら?または両方か?
- ダブルフックのサイズは?
バイブレーションは前傾姿勢で泳ぐため、基本的に根掛かりするのはフロントフックであることが多いようである。よってフロントフックのダブルフック化は必須。
問題はリアフック。リアフックをダブルフック化することによって根掛かり率をさらに低下させることが出来るはず。ただし、フッキング率も同じく低下することになってしまう。よっぽど根掛りが激しいポイントならリアもダブルにした方がいいのだろう。私のホームにおいては何かが沈んでいるというより、ブレイク付近のごろた石に引っかかるようである。よってそこまで神経質になる必要もないので、フッキング率を確保するためにもフロントフックのみダブルにすることとした。
フックのサイズは、ルアーのサイズにもよるがフロント♯6、リア♯4が一般的のようである。最初から付いているフックと同じくらいでいいだろう。
あとは、フックを変えたことによる泳ぎやフォール姿勢への影響が気になるところ。しかし、ルアーウェイトは18グラムくらい、フック変更による影響は無視できるだろう。
魔界でお買い物
これらを踏まえ魔界へ。自宅を21時ごろに出発、急いで「魔界」という名の「フィッシングエイト伏見店」へイン、フックコーナーへ直行する。冴えない男たち数人がフックコーナーを占拠する中、隙を伺いつつ商品チェック。ダブルフックはあまり置いていない。数少ない中なら選んだのはこれ。
カルティバ STINGER DOUBLE SD-36 Size4(左)とGamakatsu DOUBLE 21 Size6(右)
フックサイズは大きいルアー用の♯6と、小さいルアー用の♯4を購入。
使い勝手が分からないのであえて別メーカーを選択。良い方を今後継続使用予定。
後は棒状の弾丸補給。それとフック。
あぁ、無情。またしても殉職。
買い物終了後、急いで現場へ向かう。途中立ち寄った道の駅でクワガタの死骸を発見。何も起こらなければよいが・・。
22時30分ごろに現地着。早速買ってきたダブルフックをTN70黒王ギルとTDバイブ107S?に装着。こんな感じです。
フロントフックでフッキングする事は無さそうな外観。リアフックに期待である。となると、リアを大きめにする方が良いのか?
キャスト開始。こんもりしているウィードエリアに投げ入れても、スルスル抜けてくる感じ。ウィードはほぼリアにのみ引っかかってくる。これはいい!ストレスなく巻ける。
前回子バスが釣れたエリアを巻こうとしたが、付近に鯉釣り師。どこにラインが走っているか分からず近づけないので、次回以降探索することとした。
撃ちながらどんどん南下。根掛かる予感は皆無、快適である。そして前回ブザービーターの息の根を止めたエリアで調子にのって投げていたところ、根掛かり。びくともしない根掛かり。そして殉職。
無情すぎる。ダブルフックにした意味がない。何に引っかかっているのか?根掛かるということは何かがあるはず、実はいいポイントなのか?ハードルアーは危険なので、今後はソフトルアーで探索してみたい。
仕方がないので次、TDバイブの登場。こちらもフロントフックのみダブルフック化済み。
TNと違って着底時の感触がいまいち伝わってこない。巻き心地もマイルドな感じ。型番にもよるのだろうが、TNの方がしゃっきりとした感じで好みである。
ライトリグの誘惑に負けず巻き続ける
TDバイブを巻き続け、異常が無いまま時間が経過していく。ウィードだけは潤沢で、いつ釣れてもおかしくない状況ではあるが、釣れる気配は無い。しかしウィードの生えている位置などは把握できてきた。着底させてから巻くと大体ウィードが絡んでくる。
ウィードが濃いエリアでは、着水後2~3秒後に巻き始め、ウィードトップを巻いてくるイメージでやっているが、今のところ何も起きない。メタニウムDCのハイギアで巻いているので巻くのが早すぎるのだろうか?ノーマルギアの16スコーピオンがあるので、次はそれを使うのも手である。
巻き疲れたこともあり、ライトリグにチェンジしたい気分になってくる。ワームなら釣れる、ヤマセンコーなら釣れる、そんな気持ちでいっぱいである。だが、それをやるといつもと同じである。今日は巻くと決めた、ライトリグの誘惑におちいらず巻きを続行する。
良さげなポイントを見つける
TDバイブの感覚がいまいちなので、TN60に変更。70の在庫はないのである。これはダブルフックにしていないが、もう気にしない。
北上しつつひたすら巻く。ひざまで入水して巻いていく。途中、いくつか流れ込みポイントがあり、ベイトが溜まっている。やはり流れ込みなのか?地形的にも変化があるような気がするポイントも確認、ここは良さげなポイントである。
その後もひたすら巻き続け、気づけば3時。このまま続けると朝マズメを迎えてしまうので、ここらで切り上げることにした。結局、4時間半巻き続けた。ワームの誘惑に負けず、良くがんばった。
今後の方針
調査が終わっていないエリアがまだ残っているので、次回はそのエリアを中心に調査を進める。調査釣行によって新たな発見が出来ている。発見したこと、気づいたことを釣行に活かしていく。
少なくとも、ブザービーターとTN70の息の根を止めた暗黒エリアでは今後一切バイブレーションは投げません。
今後の課題など
- 殉職にめげず巻く。
- 巻き釣行時のローギアリール投入を検討する。(スコーピオンほとんど使っていないので)