強風の琵琶湖でデスアダーのフックセッティングを考える 2017年10月3日
早めの時間帯から出撃できたが、待っていたのは強風と波で荒れる琵琶湖であった。早々に釣りを切り上げ、近くの新規ポイントを偵察して終了。書くことが無いので、デスアダーでのフックの刺し方(セッティング方法)について解説することとする。
釣りに行った日時・場所
- 2017年10月3日(火) 22時頃~23時頃
- 湖西エリア
- 今年129回目の釣行
本日も早めに出撃
先日に引き続き、この日も21時頃に自宅を出発することができた。奥さんとの見事なコンビネーションにより、この日の家事全般が早めに終了したおかげである。洗濯物を干すのは苦手なのだが、干すことで家事が早く終了することに最近気づいた。よって、洗濯物干しを早く終えられるよう修行する必要がある。
強風が吹く荒れ模様の琵琶湖
ともあれ、琵琶湖へ出撃。22時頃に現地着。天気予報によると風がやや強いとのことだったが、現場では強風が吹き荒れている。波も激しく打ち寄せており、釣れる気がしない琵琶湖と化していた。
しかしこのまま帰るわけにも行かず、釣りを開始することとした。この日は北エリアでの釣行、ウェーダーとライフジャケットを着用して入水修行僧に変身して、荒れた琵琶湖へイン。そして常人には理解し難いであろう状況に身をおく自分に酔いしれる。
なお、この日もベイトは確認できず。沖の方で接岸のタイミングを待っているのだろうか?
デスアダー6インチ釣行
本日の作戦は、デスアダー6インチのノーシンカー作戦。最近のトレンドである。デス6で釣りをしながらウィードの状況を確認し、今後の釣行計画策定の一助とするものである。さらにこの日は北エリアを探索し、北の良いポイントを見つけることを目的に設定した。
デスアダーのフックセッティング
さて、デスアダーを使用するとき、皆さんはどのようにフックをセッティングしているだろうか?
縦刺しセッティングか横刺しセッティングが主流のようだが、ワッキー掛けセッティングや、トレブルフックを使ったネコリグセッティングなども存在するようである。
どう刺せばよいのか悩んでいる人も多いのではないだろうか?ここではデスアダー6インチをオフセットフックで使用する際の縦刺しと横刺しについて私的見解を述べる。
縦刺しと横刺しのどっちが良いのか?
それぞれ特徴が違うので、一概にどちらから釣れるという訳ではないと考えている。釣りをするときの状況にあわせて選択すべきではないだろうか?
なお、縦刺しにも2種類ある。スリット(切り込み)が上パターンと、スリットが下パターンの2種である。以下、それぞれのセッティングについて感じたことを説明する。
縦刺し(スリット上パターン)について
スリットが無い方からフックを刺して、スリット側に針先を出すセッティング。
スリット内に針先が隠れるのでウィードレス効果が高い。それと同時に針先が出やすいのでフッキングも決まりやすいという特徴を持つ一般的なセッティング方法。
針先が出やすいせいか、シルエットが大きめになるせいか、ウィードに引っ掛かりやすい気がする。重心が下方に位置するため、ワームの姿勢が安定する気がする。
縦刺し(スリット下パターン)について
スリット側からフックを刺して、スリットが無い側から針先を出すセッティング。
必要に応じて針先をボディに埋めて使用する。一見ウィードに引っ掛かりやすそうだが、フック部分のシルエットが小さいせいか、スリット上パターンよりウィードレス効果が高いように感じる。
フック部分のシルエットが細身であり、重心が上方に位置するためワーム姿勢が不安定でロールしやすい。千鳥っぽい動きをさせたい場合に有効と思われる。
横刺しについて
ワームを横にしてフックを刺すセッティング。
縦刺しに比べて垂直方向の水抵抗が増すため、フォール速度が遅くなる。ゆっくりフォールさせたいとき、ゆっくり巻きたいとき、水中をふわふわ漂わせたいときに有効なセッティング。
ボトムでの使用においても姿勢が安定する。縦刺しに比べて様々なシチュエーションで使用できる汎用性の高いセッティングと言える。
以上、簡単ではあるがフックセッティングについての説明である。大して釣っていないが、釣っていないなりに感じたことをまとめた次第である。異論、反論、歓迎である。
メタニウムDCならバックラッシュしない
釣行の様子に話を戻そう。強風の中、デス6を投げ続ける。リールは愛すべきメタニウムDC。外部ブレーキ4であれば、風に向かってキャストしてもバックラしない。(ただし、キャスコンは締め気味)
キャストがヘタクソになる可能性はあるが、わずらわしいライントラブルを回避するためには、メタニウムDCはおすすめリールである。夜釣りにおいては特に有用である。
荒れすぎて釣りにならず終了
小一時間釣りをしたが、時間がたつにつれて風と波が強まってくる。ウィードやゴミが漂着しており、シャローは壊滅状態。ヘビキャロなどで遠投して沖にディープを探れば魚に出会える可能性はあるだろうが、そんな準備はしていない。
また、強い波に押されて転倒しそうになること数回。危険が危ないので、早々にこの日の釣行は諦めることとした。終了時刻は23時頃であった。
釣りはやめてポイント偵察へ
なぜか弟子のM氏がこの界隈にいる模様。何でここにおるんや?本当にストーカーなのか?仕方なく合流し、今まで釣りをしたことがない近くのポイントへ偵察に行くこととした。
砂地で遠浅のポイント。夜なので状況が良く分からないが、以前から興味のあった場所である。ベイトは確認できず。あまり人気が無いポイントのようであるが、いつかここで釣りをしてみたいと考えている。そして解散。
総括
風、波でまともに釣りができない場合に備えて、移動先のポイントを確保しておく必要がある。やはり南湖にもホームグラウンドをつくっておくべきか?
釣れなかったときにブログ記事を書くのはなかなか大変である。書くネタを用意しておく必要がある。