バスは光が嫌い?月あかりと釣果の関係性を探る 2017年10月10日
この日も答え合わせのために出撃。ニゴイと思われるバイトはあったものの、結果はボウズに終わった。明るい月が魚に影響を与えたのだろうか?光がバスに与える影響について考察してみた。
釣りに行った日時・場所
- 2017年10月10日(火)23時前~1時頃
- 湖西エリア
- 今年133回目の釣行
答え合わせを継続する
前回釣行では57センチの良型バスを捕獲することに成功。その答え合わせを継続して行うため、この日も出撃することとした。答え合わせは、23時から1時までの2時間でおこない、同じ場所、同じルアーを使って同じ釣りをする。そして魚から得られた反応に基づいて妄想し、次につなげるものである。
ただ、全く同じことをしても退屈である。少々変化をつけることとし、ルアーはデスアダー6インチのノーシンカーではなく、I字系ミノーの代表格「ジャッカル セイラミノー55S」を使用することとした。「あまり動かないルアーを棒引きすることが今の湖西で釣果を上げる方法」と仮定した上でのルアー選択である。
ウィードの状況によってはミノーが引けないこともあるため、念のためデス6用タックルも準備した上で例の北エリアポイントへインした。
使用タックル
セイラミノー用のタックルは以下の通り。参考まで。
- ロッド シマノ ポイズンアドレナ 266L-2
- リール シマノ 16ヴァンキッシュ2500HGS
- ライン ? ナイロンライン5lb
- ルアー ジャッカル セイラミノー55S
月が明るい夜
この日も琵琶湖も釣れそうな見た目。風はほとんどないが、うねっている。いつもと違うのは月あかりが明るいということ。雲が全く無く、月あかりで琵琶湖が照らし出されている。薄暗い方が釣れそうだが、この明るさによって釣果に影響はあるのだろうか?
なお、この日も数箇所でベイトがいるかチェックしてみたが、姿は確認できなかった。
セイラミノーに反応あり
まずはセイラミノー55Sを巻き始める。ウィードが薄くなってきていると考えていたが、沖の方ではまだ濃く生い茂っているのだろうか?中層近くを巻いてくると引っ掛かってしまう。
セイラミノーはなるべくゆっくり引くことで釣果があがるルアーらしい。可能なかぎりゆっくり巻こうとしたが、ウィードに引っ掛かってしまい危うく殉職しそうになったため、巻くスピードを上げた。ウィードに引っ掛からないようウィードの面を引いてくるイメージで巻き続けることとした。
ショートバイトが一回発生、すぐに離す。小バスなのか?しばらくして沖にもっていくようなバイトが発生。サイズは小さそうだが、少し送ってから合わせるとすっぽ抜けた。これは小バスではない。
ニゴイ。やつの仕業に違いない。あのおちょぼ口でちょっかいを出してきているようだ。今年の6月ごろにセイラミノーでニゴイと戯れて遊んでもらったが、今となってはニゴイに用はない。つまりセイラミノーで巻き続ける意味が無い。というわけで23時半ごろにデス6に変更して釣りを続行した。
デス6で巻き続ける
この日は、先日購入した「ブラックブルーフレーク」カラーのデス6を使用。オイルでヌルヌル、塩?が入っているようで手がネチャネチャする。ネチャネチャは好みではない、多分次は買わないと思われる。
この日もデス6は縦刺しのスリット上仕様。いつも通りゆっくり巻く。リール一回転に3秒ほどかけて巻く。熱いと思われる時間帯?である0時になり、月に雲がかかって薄暗くなり始める。かなり釣れそうな雰囲気になったが異常なし。途中から釣り人が現れる。平日のこんな時間に釣りをするとは変態やな。以降、バイトも出ず、異常が無いまま1時を迎えて無念のタイムアップ。
23時半から0時までがゴールデンタイムという仮説を立証することはできなかった。仮説が見当違いだったのか?それともこの日だけ例外だったのか?
月あかりがもたらすもの
この日は釣れそうな雰囲気だったものの、月が明るい夜だったことが気にかかっていた。月が明るいことで釣果に影響は出るのだろうか?
海の波止釣りの場合、月あかりによって生じる影を考慮して釣り方を変え、狙いどころを調整するのが基本らしい。琵琶湖でのバス釣りにおいても同じように月あかりによって生じる影を意識すべきなのだろうか?
月が明るい夜は、月あかりによって生じるウィードの影、ブレイクの影といったところに魚は身を潜めるのだろうか?
回遊ルートにも影響があるだろうか?シャロールートではなく、ディープルートを回遊するのだろうか?あるいは明るい夜は回遊しないのだろうか?
ブラックバスは光が嫌い?
ブラックバスやブルーギルは、サンフィッシュ科に含まれる魚である。サンフィッシュというと、いかにも太陽を好むようなイメージが連想されるが、ブラックバスは基本的に光を嫌う性質をもっている、という説がある。ブラックバスという魚は基本的に光を嫌っており、その光がブラックバスの行動に影響を与えるという考えである。
細かい考察はここでは控えるが、光を嫌うブラックバスは、月が明るい夜は活性が低くなるのだろうか?回遊といった行動を控えるのだろうか?行動するとしても光が差し込まない影の中や深場で行動するのだろうか?
妄想が妄想を呼ぶ。釣るだけが釣りではない、妄想を楽しむのも釣りである。 なんちって♪
今後の方針
答え合わせを継続しつつ、他のポイントでも成果をあげられるよう開拓していく。また、月というものを今一度意識して釣りをすることとする。