回遊してくる魚を待たないと釣れない時期なのか? 2017年10月13日
翌日の釣り大会プラクティスを兼ねて出撃。ここ最近通っているポイントでの検証に区切りをつける。釣果は、30アップ1匹に終わる。秋も深まりボウズ率が低い時期に差しかかってきたのか?
釣りにいった日時・場所
- 2017年10月13日(金) 22時半頃~2時頃
- 湖西エリア
- 今年135回目の釣行
大会のプラを兼ねて出撃
翌14日(土)は釣り大会である。緊張感が全くない中、大会のプラクティスを兼ねてこの日も夜の琵琶湖へ出撃した。
- この日のテーマをいくつか設定翌日の釣り大会に向けたプラクティス(現場の状況確認)
- 先日開拓したポイントの確認
- 先日から通っているポイントでの答え合わせを継続
開拓したポイントで今日も釣れるのか?釣れなくても反応はあるのか?あるいは何の反応も無いのか?秋という季節柄、どこに魚がいてもおかしくない中で偶然釣れただけなのか?魚が立ち寄る要素があるポイントなのか?これを確認する。
また、先日から毎回訪問しているポイントで今日は反応があるのか?単なる魚の回遊ルートなのか?回遊してくる時間帯はいつなのか?これを解明するために最近重点的に通っているわけである。
セイラーミノーを再び試す
22時半頃に現地着、準備を整える。この日も2タックルを準備。一つはデス6スイミング用、もう一つはI字系ミノー「セイラーミノー」を巻くためのスピニングタックルである。
ウィードの量が減りつつあるので、ミノーでも釣れるのかを確認する。前回セイラーミノーを使用したときは、答えあわせポイントでニゴイらしきアタリがあったが、別ポイントではどうなのか?
ウェーディングして分かること
入水修行僧に変身して、開拓ポイントへインする。ここ最近は毎回入水しており、ウェーディングを満喫している。まだ水温は20度ほどあるが、長時間入水していると冷えてくる。今年の水温はこの時期にしては大分冷たい気がする。
気になって、「国土交通省 水文水質データベース」で、一年前の水温(安曇川沖観測所)を調べてみたところ、昨年のこの時期は22度程度だった模様。今年の水温は昨年に比べて2度ほど低いようだ。この水温の低さがベイトの動きやバスの活性に影響を与えているのだろうか?ちなみにこの日もベイトは確認できず。
このように、ウェーディングすることで環境の変化を、身をもって感じることができる。琵琶湖のウェーディングというと、遠浅地形で遠投するためと見られることが多いが、入水することで水温や水の動き、地形変化を感じられるセンサーにもなり得る。
という前説が長い時は釣れていないときである。
開拓ポイントを再訪
まずはセイラーミノーをキャスト。ゆっくり巻いてくる。セイラーミノーは、できるかぎりゆっくりただ巻きすることが、釣果を上げるコツ。表層近くをふわふわ漂いながらゆっくり泳いでくる小魚をイメージして巻いてくる。
この辺りはウィードがそんなに多くない、というか背の高いウィードはほとんどない。よって、水面とウィードの面の間を巻いてくる。あちこちキャストし続けるが異常はない。ハードプラグで釣るのは難しいのか???
次にデスアダー6インチのノーシンカーをスイミングする。これに加えてボトムをずる引きして魚を誘う。しかし、この日は何も起こらない。やはり前回釣れたからといってこの日も釣れるわけではないようだ。そんなに良いポイントではないのか、時間帯が違うのか?このポイントでも引き続き検証していく。
いつもの答えあわせポイントへ
先日57センチのデカバスを捕獲したポイントへ23時半頃にインする。ここでもまずはセイラーミノーをキャストする。前回はウィードがよく引っ掛かる状況だったが、この日は引っ掛かることがほとんどなかった。ウィードが減りつつあるのだろうか?となると、今のうちにウィードが濃い場所、冬にもウィードが残る場所を確認しておくべきだろうか。そして、そろそろビッグベイト解禁か??
セイラーミノーをキャストしまくるが異常なし。デス6へチェンジして巻きまくることとした。
反応はあるが乗らない
小バスと思われるバイトは発生するものの、持っていくようなバイトは皆無。小バスだけが元気なご様子。デカバスはやはり回遊してくるだけなのだろうか。小さいワームにチェンジすれば小バスは釣れそうだが、今はそんな気にもならないのでデス6を投げ続けた。その後も沈黙が続く。
1時を過ぎて、このポイントでの検証を終了。これまでの釣果と地形から回遊ポイントと考えて差し支えないだろう。そして湖底に何かがあるはず・・・冬の一発を狙うポイントとして確保する。
最後に小バスを搾り出す
再度開拓ポイントへ戻り、デス6を投げ続ける。時間帯を変えれば状況は変わるかと期待したが、異常はなかった。良ポイントと考えていたが、何もない場所なのだろうか?
最後に、最近行っていなかったポイントへイン。入水して分かったが、このあたりは沖の方までなだらかに深くなっているようで、岸から10メートルくらい沖まで入水可能。地形変化を捉えられるのもウェーディングの利点である。
デス6をキャストすること2投目で反応。着水直後に水面で魚がシャンと跳ねて、ロッドが重くなる。トップで食ってきたような感じで、一瞬待ってからフッキング。ボウズを回避する会心の一匹を搾り出すことに成功。
37cmくらい??投げていれば釣れる、そんな秋の夜である。
ボウズ回避後もしばらく投げ続けたが、その後は反応なし。付近の地形探索をした後、終了することとした。
総括
ポイント検証に一区切りついた。回遊ポイントではあるが、特定の小場所を必ず通っていくようなイメージ。そこで我慢の釣りを続ければ、デカバス捕獲の可能性が高まりそうである。周ってくる時間に関しては、良く分からない。21時~22時台といった早い時間帯の方がよいのかもしれない。あるいは時間帯はないのかもしれない。
新規開拓ポイントも回遊ポイントか?恐らく釣れるとデカイポイントと思われるが、魚影の薄さが気になるところ。ポテンシャルは高いと思われるが、今後釣りをする場所を検討しなおす必要がある。
大会に向けては、新規開拓と回遊ポイントの2箇所で固定砲台する方向。最近このあたりでしか釣りをしていないので、大会当日だけ別の場所で釣りをすることのリスクを回避するもの。ボウズの可能性は低いと考え、デカバスが捕れる可能性があるポイントで我慢の釣りを展開することとする。