台風前の雨釣行!魚の居場所とタイニーを捜索する 2017年10月21日
超大型台風21号が接近する中、台風前の爆釣を求めて出撃。雨の中釣りを続けるが、効果的だった巻きの釣りが通用しない。
魚の居場所を求め、得られた反応からボトムの釣りへ転換するも、雨が強まる中、惰性の釣りとなってしまう。タイニーの捜索は二日目を迎えたが、行方不明のまま捜索を打ち切った。
釣りに行った日時・場所
- 2017年10月21日(土) 23時半頃~2時半頃
- 雨
- 湖西エリア
- 今年140回目の釣行
台風接近中
超大型台風21号が日本列島に向かっている最中、荒れた琵琶湖を期待してこの日も出撃した。
23時過ぎに現地着。琵琶湖の様子は風もなく波も無い非常に穏やかな状況。こんなはずではなかったが、これまでの経験上、台風が接近していても穏やかなことが多かった気がする。暴風域に入るまではあまり関係ないのだろうか?
回遊ポイントでタイニーを泳がせる
この日も思い出の釣りからスタート。うねっている様子もなかったので釣れる気はしなかったが、回遊ポイントでタイニーを巻くことにした。なんとなくウィードが増えた気がするのはなぜ?漂着藻か?
案の定何も起こらない。昨日から気づいていたが、水位が以前より高くなっている。10cmくらいは上がったか?水温も下がっているようだ。魚の動き、居場所も変わっているのだろうか??
巻きに反応なし、ボトムはどうか?
0時ごろまでタイニーを巻き、次はデスアダー6インチの巻きの釣りをすることとした。場所も変えて例の場所へイン。ゆっくり巻き続ける釣りである。
いつもなら小バスのアタリくらいはあるのだが、この日は何も起こらない。魚は何処へ消えたのか?
ためしにいい感じのウィードが生えているゾーンへキャスト、ボトムをずる引いたところ、小バスのような「クンクーン」と軽快なアタリが発生。すぐに離してしまったが、ボトムで反応が得られた。
しばらくその辺りでボトムを狙うが反応は消える。ただ魚からのヒントは得られた。ボトムなのか?
デスアダースティックの登場
ボトムで小バスのバイトがあったことから、ボトム狙いなのか?ボトムに潜んでいるのは小バスだけで、体力のあるデカイ魚は中層を泳いでいるのか?
ここは素直にボトム狙いに切り替えることとした。狙うはディープエリアのブレイク。遠投の必要があるため、デスアダースティック6.5インチにチェンジする。
デスアダーとの違い
デスアダーとの違いとして、以下の特徴が挙げられるらしい。
- デスアダーに比べて比重が高く、飛距離が稼げる。
- フォール速度も速いため、ノーシンカー特有のだるさが低減されている。
- 短いテールがフォール時に激しく振動し、魚に高アピール。
沖のブレイクをネチネチする
ディープゾーンへ移動。途中で二人組みの釣り人と遭遇し、しばらく会話する。詳細は省略するが、釣りに取り付かれた亡者を見たような気がした。
目当ての場所へ到着し、早速キャスト。とんでもない飛距離が出ているようだ。デスアダーのときは15メタニウムDCの外部ブレーキを3にしていたが、デスアダースティックの場合は外部ブレーキ2で、無茶苦茶飛んで行く。
飛ばせるだけ飛ばしてフリーフォール。しばらくステイさせてから、ずる引いてくる。狙うのはブレイクライン。ウィードが濃いブレイク周りは特にゆっくり動かして魚を誘う。
が、何も起こらない。雨は激しさを増していく。
使用タックル
- ロッド:シマノ ポイズンアドレナ1610MH-2
- リール:シマノ 15メタニウムDC HG
- ライン:シーガー フロロマイスター14lb
- フック: ??? #5/0
惰性の釣りになったので地形を確認する
時刻は2時前。雨も強まり惰性の釣りになってきている。これ以上やっても意味がないと考え、この周辺の地形確認をおこなうこととした。
遠投してゆっくり巻いてくる。ブレイクラインでウィードがこんもりしている。恐らくこのウィードベルトが回遊ラインになっているのだろう、と勝手に妄想。2時半頃になって地形確認も面倒になり、終了することとした。
総括
今回の台風通過により状況が大きく変わる可能性がある。しばらくは魚の居場所探しをしなければならない。
ボトムで反応があったことを受け、ボトム狙いに切り替えたがこの考えは正解だったのか?アクションもずる引きだけでなく、他にもいろいろ試すべきだったか?試行錯誤しなければならない。
なお、この日は、あちこち移動しながら、前日に射出されたタイニーの捜索もおこなう。流されて漂着している可能性を考慮し、広範囲を捜索するが行方不明。捜索を打ち切った。もう見つからないと思われる。