タイニークラッシュで40UP止まりの理由をカレントの観点から考察 2017年11月4日

「湖西」釣果報告

天気予報によると天候は荒れ模様。期待どおり荒れ気味の琵琶湖で、ビッグベイト「タイニークラッシュ」縛りで釣りをしたところ、40cm程度のバス2匹という結果に終わる。

タイニーでなぜ40UPなのか?50UPが出なかったのはなぜか?

偶然の一匹に終わらせないため、サイズが出なかった理由をカレント(水流)と結び付けて考察し、対応策を考えてみることとした。

タイニークラッシュで釣った40UP

釣りに行った日時・場所

  • 2017年11月4日(土)23時半頃~2時半頃 曇り
  • 湖西エリア
  • 今年146回目の釣行

期待できる荒れ模様の琵琶湖

この日の天気予報によると、湖西周辺は強めの風が吹く荒れ模様が予想される。

琵琶湖が荒れたときは、回遊ポイントもしくは化け物ポイントでの釣果が期待できる。心躍らせ闇の琵琶湖へ出撃した。

到着は23時頃。思っていたほどではないが、風が吹いて波立っている。今夜は期待が出来そうである。

ここ最近は春の釣りで秋バスを狙うこととしていたが、こんな荒れた日はビッグベイト「タイニークラッシュ」の出番である。フォロー用にデスアダー6インチも用意。ロッド2本体制でポイントへインした。

タイニークラッシュとデスアダー6インチ

タイニークラッシュもデス6も不発

大きな期待とともに回遊ポイントへ入水。まずはタイニークラッシュを投げ始める。

リップの抵抗が感じられる程度に水面直下をゆっくりと巻く。しかし何も起こらない。

次にデスアダー6インチを巻く。こちらはレンジを変えつつ、ゆっくり巻く。

両ルアーとも、「ゆっくり」を意識して巻くことを心がけた。デカバスを仕留めるためには、「ゆっくり」が重要なのである。

残念ながら何も起こらない時間が続く。時間が違うのか?魚が回ってきていないのか?

このままここで粘っても良いが、こんな荒れた日こそ化け物ポイントが熱いやろう、と考え、化け物ポイントへ移動を開始した。

化け物ポイントへイン

化け物ポイントとは、化け物が釣れる(らしい)ポイントのこと。自身は小バスしか釣ったことが無いので、本当に化け物が釣れるのかどうかは分からない。

この化け物ポイントの詳しい説明は省略するが、釣れる要素がいくつも重なっている好ポイントである。

しかし、普段は釣れないため、荒れた日にのみ化け物が現れるポイントであると勝手に位置づけている。

今日は荒れ気味の化け物ポイント、釣れるはずである。期待をこめつつタイニークラッシュをキャストする。

今日は土曜日、他の釣り師もいる。どうやらビッグベイトを投げている模様、本当に化け物ポイントなのか???

化け物でない40cmくらいのバスが釣れる

キャストを繰り返すこと30分ほど、ここでバイトが発生。グイグイ持っていこうとするバイト。

きたきた~~~と興奮してあわせると、最初は抵抗感があったが、そのうち軽くなる。釣れたのは40cmくらいのバス。(手メジャー測定)

タイニークラッシュで釣った40UP

全然化け物でない魚が釣れた。化け物ポイントとタイニークラッシュの組み合わせでこのサイズは切ない。なんでやね~ん。

ポイント、ルアーを入れ替えるが異常なし

その後も化け物ポイントでタイニーを投げるが異常なし。デス6に変えても異常なし。

時間が経ったので回遊ポイントへ入りなおして、タイニー、デス6をキャストしまくるが異常なし。

化け物ポイントへ入りなおしても異常なし。

異常なしが止まらない。

最後にタイニーで釣れたが40UP止まり

時間は2時頃。最後の望みをかけ、ディープゾーン付近のシャローエリアへインする。

タイニーを数投すると、ひったくるようなバイト。少し送ってから渾身のフッキング。フィッッッッシュ!

またこのサイズ。違う、そうじゃない。

タイニークラッシュで釣った40UP

なぜ40UPなのか?

気を取り直してキャスト再開。しかし、何かがおかしい。巻いたときの抵抗感がない。

なぜかタイニーのリップが無くなっている(泣)。

水揚げ直後の写真ではリップはついている。

タイニークラッシュのリップ
測量時の写真の時点でリップがない。

タイニークラッシュのリップ
魚からフックを外すときにどこかへ飛んでいった模様。周辺を捜索するが、見つからず殉職。

やる気も無くなり時間も2時半頃。このまま終了となった。

なぜビッグベイトで40UP止まりなのか?

さて、今回はタイニークラッシュで2匹の魚を捕獲することが出来たが、どちらも40cm程度の魚。

なぜこのサイズしか釣れなかったのか?秋だから?偶然?

そうかもしれないが、ここではあえて理由付けし、今後の対策を検討することとする。

理由1 ルアーの動きが早かった

デカイ魚は、確実に捕食できる「ゆっくり」、「うごかない」ベイトを捕食するという説がある。

この説によると、40UP止まりになった理由は、単純にタイニーを動かす速度が早かったと考えられる。

荒れた水中で巻き抵抗を感じるくらいの速度で巻いていたため、考えていた以上に巻き速度が速くなっていたのかもしれない。

したがって、荒れているときはラインを張らずに水中を漂わせる程度、ラインスラックを取る程度に巻くくらいがちょうど良いのかもしれない。

理由2 カレントが効きすぎて捕食しにくかった

カレントとは英語でcurrentと書き、水の流れのことをいう。

カレント(current)には、「今の、現在の」といった意味もあるが、「現行の、流通している、流行している」という意味もあり、転じて「(液体・気体などの)流れ、流動、 潮流、海流、 気流」という意味でも使われる。

ここで、このカレントの向きとルアーが進む向きの関係を考えてみる。

カレントの向きとルアーの進む向きが一致する場合

水の流れにそってルアーを動かす場合、ルアーが泳ぐ速度が上がってしまうということが考えられる。

今回、荒れ気味の琵琶湖において強いカレント(水の流れ)が発生したことにより、ルアーの速度も上がってしまったと考えられる。

「ゆっくり」動かさなかったため、デカバスではなく40UPが釣れたのではないだろうか?

カレントの上流に向かってルアーが進む場合

水流の上流に向かって泳ぐためには、水の抵抗に負けずに進み続ける力が必要となる。それだけの力を持っているベイトは、体力があり泳ぐ速度も早いはず。

そんなベイトはデカバスにとって捕食しやすいとは言いがたい。よってデカバスはバイトしてこなかった(できなかった)のではないだろうか?

これを踏まえると、ルアーを動かすときは水の流れに逆らって動かさない方がよいということになる。たしかにこの日は水の流れに逆らってタイニーを泳がせていた。

が、魚は上流に頭を向けて泳ぐので、下流から上流に向けてルアーを動かした方がよいというのが一般論である。

どちらがいいのか分からない。その時の状況によるのか?訳が分からなくなってきた。しかし考えることは大事である。

とにかく、水の流れを意識することは間違いなく重要である。何かの参考になれば幸いである。

デカバスを釣るための対策

ここまでの話を総括すると、ビッグベイトでデカバスを釣るための方法は以下の通り。

  • ゆっくり動かすor動かさない
  • 荒れているときほど、ゆっくり動かすor動かさない(勝手に水中で泳いでいるから)
  • 水の流れの向きを意識して釣りをする。(上流方向がだめなら下流方向に投げるなど)

総括

秋という季節柄、小型の魚が活発に動いているだけなのかもしれない。

しかし釣るからには、デカイ魚に出会いたいものである。最終的には、諦めずに投げ続けることがデカバスへの道なのかも知れない。

しかし、偶然の一匹に終わらせないために、釣れた理由、釣れなかった理由を追求し、再現性ある釣りを継続できるようになることを目指していく。