冬ポイントのダウンショットで50UP!答え合わせは無反応 2017年11月15日
琵琶湖の水温が低下の一途である。
一ヶ月前(10月中旬)の北湖の水温は20℃ほどであったが、ここ数日は15℃前後。まだまだ秋の釣りが通用する時期ではあるが、冬に向かって着実に季節は進行している。
この日は、冬の一等地ポイントにおけるダウンショット釣行を実施し、50UPの捕獲に成功。その後、ライトテキサスに切り替えたが無反応であった。
これらの様子を報告するとともに、小生のダウンショットリグに関して、僭越ながら解説するものである。
釣りに行った日時・場所
- 2017年11月15日(水)23時半過ぎ~1時過ぎ
- 湖西エリア
- 今年153回目の釣行
まだまだ秋であるが、その一方で冬を感じる
この一ヶ月で水温が5℃程度下がっている。現在は15℃程度であるが、バスにとっては適水温の範疇。動ける魚がまだまだ多いはずである。
その一方で、ここ最近は明確なバイトが得られず、弱々しい活性の低そうなバイトが出ることが多い。
いわゆる季節の変わり目の時期である。秋という時期柄、魚はまだ広範囲で活動できているが、冬にシフトしつつ魚がいることも事実であろう。
この日は、そんな冬を意識しはじめた魚を狙うべく、冬の一等地ポイントで釣りをすることとした。
当日のコンディションとあわせて冬に釣れる場所を選択する
冬ポイントで釣りをすることを考えつつ、琵琶湖へ向かう。
候補は数箇所ある。北風を避けられるポイント、風と湖流が当たるポイント、追い風の時に魚が回ってくるポイント。琵琶湖の状況によって、どのポイントで釣りをするかを決める。
現地に到着。風がそこそこ吹いている。波はそんなに無いが、水は動いている。荒れているとは言いがたいが、若干釣りしにくそうな状況である。
この状況下で選択したポイントは、風裏となるポイント。北風を避けられ、もろもろ好条件のポイントへインした。
使うルアーは、ここ最近良く使っているダウンショットリグ。ウィードが濃い時期は使おうと思わないが、大分ウィードも減ってきている中、残りウィードを探すのにも重宝するリグである。
ダウンショットリグの使い方とワームについて
参考までに、小生のダウンショットリグの使い方と、ダウンショットリグで使用するワームは、以下の通りである。
ダウンショットリグの使い方
ダウンショットリグというと、「同じ場所でシェイクし続け、中層の魚を誘う」という一点シェイクで使うイメージがある。
その一方で、持ち上げて落とす「リフトアンドフォール」させることで、手返し良く魚を探すこともできる。
大きくシャクってフォールで誘う使い方や、小さくチョンチョンしゃくってボトムで食わせる使い方もある。
小生は、主にこのリフトアンドフォールでダウンショットを使用している。
リグを準備するのが少々面倒ではあるが、よく釣れるダウンショットリグは強力な武器である。
他にも使い方はあるが、別の機会に。
ダウンショットリグで使うワーム
小生がダウンショットリグで良く使うワームは、「レインズ ロックバイブ シャッド」と「ゲーリーヤマモト レッグワーム2.5インチ」である。
ワームサイズが3インチ前後であるため、サイズは選べないがデカバスも食ってくる。
リフトアンドフォールで使うと、ワームのテールがプルプル震えてフォールしてくる。このナチュラルな動きに魚は口を使ってしまうのだと考えている。
どちらのワームも良く釣れるが、レッグワームは高価な上にもろく、テールだけがすぐに取れてしまう。よって、使用頻度は低め。
一方、「レインズ ロックバイブ シャッド」は安価な上に、テールがとれにくく、針持も良い。おすすめのワームである。
開始早々、集中が切れたが、50アップが釣れてしまう
そんなダウンショットで釣りを開始。風裏なので風はほとんどないが、水はいい感じに動いていて、非常に釣れそうな雰囲気。
早速ウィードに引っ掛かる。あれ?こんなに濃かったっけ?そんな印象。
比較的ウィードが薄めのエリアを狙ってキャストを続けるが、思いのほかウィードが濃くてストレスが溜まる。
シンカーは1/11oz(2.5g)を使用しているが、もう少し軽くして、ウィードからの抜けを良くするか?
そんなことを考えつつウィードを格闘する中、そこに違和感。
ウィードが動いた!魚である。トルクのあるバイトに一呼吸おいてあわせると小バスのような軽量感。
あかん、小バスやん。巻いてきても重量感は感じられない。大きくても40くらいか?
ところが、足元まで10mほどのところで急変。ものすごい力で沖へ逃げようとする魚。スピニングのLロッドがぶち曲がる。ひゃっほ~~!
十分に弱らせてから水揚げするとまぁまぁサイズ。Amメジャーによると48cm。
測定すると50を越えていた。Amメジャー故障か?
集中できていない状況下での魚、複雑な気持ちである。ただ、選択したポイントは間違っていなかった、と自分を励ます。と言いつつ、ひゃっほ~~!
ちなみに釣れた時刻は0時頃、釣り開始30分ほど後のことである。
釣れた時の状況からこの日のパターンを探る
50UPが釣れた事実は過去の話。大事なのは次にどうするかである。
魚から得られた反応を元に、その日の状況を推察し、アジャストすることが重要である。いわゆる「答え合わせ」である。
釣れた魚は、ウィードにひっかかった状況からバイトがあった。レンジは底の方か?
ということで、ライトテキサスを採用。ウィードに引っ掛けつつ、ダウンショットに比べてストレスは低い。
底を這わせることもできる。きびきびした動きでリアクションバイトを誘発できる。飛距離も稼げる。こんな理由から採用。
ワームは「ゲーリー カーリーテール6インチ」からスタート。反応が無いので、途中からサイズダウンし、4インチのワームにチェンジ。
1時過ぎまであちこち投げまくったが、反応は得られなかった。半ば惰性の釣りになっていたのかもしれない。
一人反省会。答えあわせの答えが間違っていたのか?
帰宅の途につきながら、一人反省会の開始。
ボトム狙いが間違っていたのかもしれない。
ウィードに引っかかったのはボトムではなく、中層だったのか?であれば引き続きダウンショットのリフトアンドフォール、もしくは、ノーシンカーに切り替えておくべきだったか?
湖面が波打っているので、ノーシンカーではなく、ネコリグもありか?ネイルシンカーをぶち込んでノーシンカーのだるさを解消して使えばいいのか?
あるいは巻物が有効だったか?
唯一よかったのは、ポイント選択。やはりいるべき場所に魚はいるようだ。わけのわからんポイント開拓は凍結し、しばらく通ってみるつもりである。
以上である。
バス釣り名人への道はまだまだ続く・・・