ウィード周りのダウンショット考察と入水転倒の危険性を実証 2017年11月23日
近頃、角界が騒がしい。
一言で言うと、品位と信念の欠如といったところか。そして騒動の渦中には、いつもあの人がいる。
そんなことはどうでもよい。この日はウィード周りでのダウンショットの可能性を探るため、オフセットフックでのダウンショットに挑戦し、考察した。
ダウンショットリグは闇の琵琶湖へ消え、小生は水没する。
ろくなことがない、そんな釣行となった。
釣りに行った日時・場所
- 2017年11月23日(木) 23時半過ぎ〜3時頃
- 湖西エリア
- 今年157回目の釣行
公休日なので遅くまで釣りをする
24日は公休を取得したため、遅くまで釣りをすることにした。
23時半頃に現地着。先行者あり。
気温は4℃。
先日購入したシマノの防寒着「GOA-TEX ベーシックウォームスーツ」を着用。インナーは二枚だけだが、寒くない。厳冬期でもやっていけそうである。
風はそんなにないが、波が少々。
先に言っておくと、この日はボウズであったことに加え、ろくなことがない日であった。
オフセットフックでダウンショット
この日の作戦、それはオフセットフックを使ったダウンショットである。
先日からダウンショットを頻繁に使っているが、ウィード周りでの使用に課題を抱えていた。
ウィードが濃いエリアだと、やたらと引っかかってしまうという課題を克服するために、マス針ではなくオフセットフックを使ってみるという試みである。
シンカーにはタングステンシンカーを採用。シルエットを小さくすることで、ウィードからの抜けの良さを期待。
そもそもウィードエリアにダウンショットはふさわしいのか?という疑問はある。
以前、ウィードが濃い場所ではダウンショットは使わないと決めたことがあったが、今一度可能性を確認するために挑戦するものである。
使用タックル
- シマノ ポイズンアドレナ 266L-2
- 16ヴァンキッシュ 2500HGS
- PEライン 0.8号 リーダーフロロ14lb
ウィード周りでのダウンショットの可能性
ダウンショット釣行開始。
ウィードエリアに向かってダウンショットをキャスト。
ウィードには引っかかるものの、マス針使用時よりはマシ。
しかし、イマイチ。いつもの動かし方であるリフトアンドフォールがマトモにできない。
一点シェイクやシンカーでウィードトップを感じながらのスイミングといった使い方であれば使えるのかもしれない。
しかし、小生がよく使うリフトアンドフォールや、ボトム付近でチョンチョンしゃくるような使い方では、ウィードエリアでダウンショットを使うのは難しそうである。
そのあたりのところをダウンショットの達人たちに聞いてみたいものである。
FGノットに失敗したのか?リーダーが闇に消える
それでも小移動を繰り返しながらキャストを続ける。
そしてキャスト時に違和感。なぜかリーダーから先だけ無くなっている。
FGノットに失敗したのか?なんでやねん。
リーダー無しの直結を検討してみようかという気持ちになった。
デスアダーの巻きの釣りに変更
ウィードエリアでのダウンショット検証が終了し、リーダーを結び直すのが面倒なので、ダウンショットは終了。
「デプス デスアダー 6インチ」の巻きの釣りに変更。
先ほどのエリアで開始。早速バイトがあるがショートバイトに終わる。
一口サイズのミドストが有効か?それとも「チビには用は無い(キリッ)」と割り切って、6インチを押し通すか?
今後の時期に可能性のある場所を探索するために移動開始。
撃てども撃てども反応なし。
冬ポイントで転倒、そして水没。魚の気持ちになる
冬ポイントに到着。ここは去年の冬に釣っている人を確認した場所。可能性が高い場所。
入水して遠投。ここは沖の方に魚がいるはず。
ちょっと横に移動。そこで事故発生。
足元に巨大な岩があったようで、それにつまずく。上半身まで水没。リールも水没。
被害状況。両腕がびちゃびちゃで冷たい。ウェーダー股の部分まで浸水したようで冷たい。足首まで浸水したようで冷たい。すねを強打したので痛い。
水は冷たいが、氷のように冷たくはない。魚もこのように考えているのではないか?一瞬だが、魚との一体感を感じることが出来た。
寒い。そして惰性の釣りへ・・・
寒い。もう帰ろうかと思ったが、修行と位置づけ継続。
寒さに震えながらの釣行。
おろしたての防寒ウェアが浸水したという事実を受け止めつつ苦行。
水没したリールは大丈夫か?今のところ大丈夫。
集中しているつもりだが、惰性の釣りになっていると思われる。
また明日釣りはできる。ここで無理をして体調を崩す必要は無い。
そう判断し、終了することとした。
入水時はライジャケ着用+注意徹底
以前から何度か転倒しそうになることが度々あり、気をつけてはいた。いわゆるヒヤリハットである。
ヒヤリハットの向こう側には事故がある。その事故が今回起きたわけである。
幸い、水深はあまり無いところであり、ライフジャケットを着用していたので水没するだけですんだ。
深い場所や崩れやすいサンドバーであれば、この程度で済んでいなかったかもしれない。
改めてライフジャケット着用の必要性が認識できたとともに、移動時の注意をさらに徹底する。
帰り道、冷え切った体を温めるために「ラーメン横綱」へイン。
ここには品位も信念も必要ない。金さえあればあたためてくれる。
相撲であれ、釣りであれ、品位と信念を忘れてはならない。
そんなことを考えつつラーメンをすする小生であった。
以上である。
バス釣り名人への道はまだまだ続く・・・