冬はボトム狙い?水温とベイトからレンジを考察@釣り大会 2017年12月9日
この日はバス釣り大会に参加。土曜日の夜のせいか、至るところに釣り人がいて、入りたいポイントに入れない。
それでもダウンショットで幸先良く魚を捕らえたが、残念な小バス。
その後は沈黙が続き、何も起こらず大会終了。いつも通りのひどい結果であった。
次回以降の釣行に繋げるため、この時期のレンジについて水温とベイトの観点から考察する。
釣りに行った日時・場所
- 2017年12月9日(土)21時過ぎ~3時過ぎ
- 湖西エリア
- 今年162回目の釣行
笑うほど人が多すぎる土曜日の夜
この日は毎月恒例のバス釣り大会の日。いつも通り釣れる気だけは十分だが、狙いどころが分からない状況。いろいろ試して魚を探すしかない。
21時前に現地着。入りたいポイントには人だかりが・・・
人多すぎ、なんでやね~ん。
仕方がないので別ポイントへイン。準備中にも釣り人がやってくる。今日は何かあるのか?釣れるのか?
やや荒れの中、ダウンショットで釣り開始
前日ほどではないが、結構な強風。湖面はジャバジャバ。釣りはやりにくいが、釣れそうな雰囲気である。
まずはダウンショットで様子見。大会参加者全員ノーフィッシュの可能性もあるため、何でもいいので釣っておきたいところ。そんな作戦。
タックル構成
ダウンショットに使う道具は以下の通り。
- ロッド SHIMANO ポイズンアドレナ 266L-2
- リール Daiwa レブロス 2004h-dh
- ライン Rapala(ラパラ) PEライン ラピノヴァX マルチゲーム 150m 0.8号
- リーダー シーガー フロロマイスター 14lb
- シンカー ジャッカル タングステンシンカー 1/13oz(2.2g)
- フック Fina Finnesse Wacky #1/0
- ワーム Reins ロックバイブシャッド3インチ
リーダーの太さが気になる今日この頃。10lbくらいにしてみようと検討中。
着底後に違和感、釣れたが残念な小バス
なるべく遠投して着底させてから、リフトさせて(持ち上げて)フォール(落とす)。この繰り返し。
小移動を繰り返しながら1時間ほど経ったところで着底後に違和感。あわせると残念なサイズ。明確なあたりもなく、引きも弱い。水中も冬になってしまったのか?
大会ファーストフィッシュは37cm。シールがどこかに行ったので、ロックバイブシャッド3匹で代用。
小バスながら魚を捕獲することに成功。作戦成功である。引き続き、ダウンショットで釣りを続けたが沈黙が続く。
相変わらず風があり、波もあるので巻きが効果的な予感。いつもの「デプス デスアダー6インチ」のスローリトリーブ釣行を開始。しかし何も起こらない。
周辺をさまよい続けるが、半ば惰性の釣りか?
反応がないので場所移動。まだまだ時間はたっぷりあるので、いつもは撃たない場所にも入ってデス6をキャストし続ける。
それにしても今日は人が多い。いろんな場所に釣り人の姿が確認できる。
これからの時期の週末は人が多い状況が続く可能性がある。昨シーズンも、冷え込んだ日や雪の日は修行僧を多数確認した。週末釣行はおまけ程度に考え、平日の釣行に力をいれていくべきなのだろうか?
そんなことを考えつつ、いろんな場所に撃ち込むが異常なし。入りたい場所には人がいる。そして惰性の釣りへと変わっていく。
入りたかった場所でデカバスが釣れたらしい
小休止を挟んでリフレッシュした後、釣りを再開。人の数が増えている。なんじゃこりゃ。
入りたかったポイントが空いていたのでイン。しかし良く見ると人がいる。少し離れたところで釣りをしていると、その人物が近づいてくる。
どうも友人と勘違いしているようだったので、別人であることを伝えると、やや興奮気味に58cmを水揚げしたことを教えてくれた。ボトム放置で釣れたらしい。
魚はボトムにいるのか?
当初の本命ポイントに入るが異常なし、そして終了
最初の一匹以降、反応が得られない。だめもとで当初入る予定だったポイントへ移動。運よく入りたい場所が空いていたので、ダウンショットに切り替えて探っていく。
周りには釣り人が多数。本当にあちこちにいる。そんなところにもいるのか?笑えてくる。
人は多いがバイトは皆無。周りの釣り人も釣れていない模様。
釣り大会の残り時間もわずか。最初のポイントに戻ってダウンショットすると、根掛かり。デスアダーにチェンジしたが、こちらも根掛かり。根掛かり多すぎポイント。その割に釣れないという不思議。このポイントは春が熱いのか???
あとは、何もなく大会終了。優勝は終了時間15分前に58cmを水揚げしたB氏。おめでとうございます!2位が51cmを水揚げしたO氏。そして3位が37cmの小生。残り一人はノーフィッシュという残念な結果であった。
ボトム狙いが正解なのか?レンジを考える
魚は一体どこにいるのか?
水温が低下する冬は、基本的に水温が安定するディープ(深場)や、ボトム(底)に魚は移動すると言われる。
表層付近の水温に比べ、ボトム付近の水温は1℃以上高いこともある。さらに、ボトム付近の水は風や波の影響を受けにくいことから、水温が変化しにくく安定する。そんな理由で、特に冬場は水温が高めで変化が少ないボトムを魚は好むわけである。
この日小生が水揚げした魚は恐らく着底後のボトムで食ったはず。途中で遭遇した58cmを水揚げした釣り人もボトムで食ってきたらしい。よって、魚はボトムに位置していると考えるべきなのだろうか?
一方、寒さに強い魚がいることも事実。やつらは雪が降っている中でもシャローでベイトを追う。ベイトはワカサギと考えていいだろう。
ワカサギも冬はボトムに溜まる
「冬はワカサギはボトムに溜まる」というのがワカサギ釣りの常識らしい。よって、ワカサギ釣り師はワカサギが溜まるボトムから30cm以内を狙うらしい。
であれば、大型バスの目線はワカサギがいるボトム方向?デカバス狙いでもルアーはボトムを泳がすべきか?弱ったワカサギを演出するなら、水中をふわふわ漂う中層か??表層のピクピクもありなのか?
雪代により、ボトムの水温がもっとも低くなることがある
話がそれるが参考まで。常にボトムの水温が一番高いわけではない。
雪代(ゆきしろ。雪が解けた水のこと)が琵琶湖に流れ込むとき、雪代の方が冷たい場合はボトム周辺がもっとも冷たくなる。よって、魚も水温が低いボトムより上の中層に移動すると考えられる。
雪がとけだす3月くらいからは、この雪代を意識してレンジを考える必要がある。まぁ、まだまだ先の話である。
今後はボトム付近を狙う釣りを展開か?
いつものデスアダー6インチのスローリトリーブをするにしても、ボトムすれすれを引いてくるイメージでやってみる。着水後から巻き始めることがほとんどだったが、一旦着底させてからボトムを感じながら巻いてくる。そんなやり方にシフトしていく。
その為にもラバージグを装着することも検討する。水の抵抗を増やすことで、フォールや浮き上がりを抑えて一定層を引きやすくなるのではないか?
加えて、これまでデスアダーを縦刺しセッティングで使っていたが、フォールスピードを遅くできる横刺しセッティングに変更して使うことも検討。
ビッグベイトのデッドスロー解禁も間近か?ただしウェイト調整が必須。とりあえずガン玉で調整してみるか?
ともかく、まだバイトが出る今のうちに、いい魚を釣っておきたいところである。月並みであるが、考えは湯水の如く出てくるので、それを形にして釣果につなげたい所存である。