ネコソギ殉職の悲しみと「変化」を感じながら釣りをする 2018年1月1日
ついに、ビッグベイト『nekosogi DSR』が殉職。
この悲しみを乗り越えつつ、もう一つのネコソギを投げまくるがボウズに終わる。
この日は琵琶湖が様変わりするところを見ることができたので、変化について考えてみた。
釣りに行った日時・場所
- 2018年1月1日 22時半頃〜1時半頃
- 湖西エリア
- 今年初釣行
今夜こそは釣りたい
いつから魚に触っていないのか分からないほど、ボウズを繰り返している今日この頃。去年もこんな感じだったので、特段問題視はしていないものの、ええ加減釣っておきたいところ。
この日は二匹のモンスター(長女・長男)が奥様の実家に宿泊するため、奥様と2人きり。
2人だけの時間を過ごすつもりだったが、天気予報をみたところ、琵琶湖は荒れ気味予報。
奥様が荒れると怖いが、琵琶湖が荒れるのは歓迎。ということで、出撃を決意した次第である。
照らすなっちゅうねん
22時半頃に現地着。風まあまあ、波はザブザブのいい感じ。釣れそう。
そして大量の釣り師を現認。多すぎやろ。
早速、ビッグベイト『ネコソギ DSR』を装着してポイントへイン。向こうの方で二人組が入水している。離れたところからまずは一投。異常なし。
二投目するときに二人組がこちらに向かってくる。ライトを煌々と照らしながら。
別にライトつけるのはいいのだが、足元だけにしろよと。
人が投げようとしている先の湖面を照らすなよと。
人のすぐ後ろを通るときくらい、なんか声出せよと。
こっちはキャストを中断して君たちが通り過ぎるのを待っているのだよ。
出だしからそんな感じで釣れる気がなくなる。
同日に北湖西岸で釣りをされていたy氏も同じような目にあった模様。あまりにもタイムリーなので、同一人物かもしれませんねー笑笑
ネコソギよ、永遠に眠れ
気を取り直して釣り再開。
前回バイトが得られた残りウィードを狙ってデッドスローリトリーブ作戦。
風は南風で波がザバザバ。よって、真正面に投げても左からネコソギが戻ってくる。
そのせいで狙ったコースをトレースできていないのか?ウィードにかすりもしない。この波でどこかに行ってしまったのか?
小移動してウィードを探る。ここは岩が転がっている根掛かり率が高いデンジャラスゾーン。今宵、その罠にかかってしまう。
ネコソギが根掛かってしまう。懸命の救出作業にもかかわらず、ピクリとも動かない囚われのネコソギ。
決別の時がきたようだ。ラインを腕にぐるぐる巻きつけてから引っ張るが、フロロ20lbラインは中々切れない。
私との別れを惜しんでいたのだろうか?さらばネコソギ、永遠に眠れ。
もう一つのネコソギを装着して釣り再開。
ガン玉の在庫がなくなってきたので、小さめシンカーをフロントフックとリアフックの両方に装着。これでサスペンドになった。
まあ、そういうわけでこの日もボウズ。入れ替わり入ってくる釣り師の誰もが釣れていない。場所が悪いのか??
残りウィード狙いは不発。ほとんど同じ場所でほぼ固定砲台と化して釣りをしたが、魚の気配もなく終了。
そういえば、途中から水鳥が現れてほぼ同じ場所で潜っているのを目撃。ベイトの群?水草?何かそこにあるのか??
変化が著しかった琵琶湖を見ながら変化について考えた
この日の琵琶湖は到着後から帰るまでの間で変化が激しかったように記憶している。その変化について少し触れておくこととする。
この日、到着時は風があり波もザバザバで荒れ模様の琵琶湖であった。
しかし、0時ごろから穏やかになり始め、1時を待たずして湖面はほぼ鏡状態。たった数時間でここまで変わるものなのかと、改めて認識。
なお、この間に起こった変化は以下の通り。
- 南風ビュービューで波ザバザバ
- ネコソギ殉職、悲しみにくれた
- 南風が止み無風状態になった
- しばらく無風状態が続いたのち、北風に変わった
- 波が穏やかになった
- 雲間から月明かりが湖面を照らし出した
- 北風が止まった
- 波も止まって鏡面となった
- 何も起こらず帰った
これだけのわかりやすい変化があったので、その変わり目を意識してこの日は釣りをしてみた。
変化とは何か?変化することでどうなるのか?変化の境目で何かが起こるのか?そんなことを考えながら釣りをした訳である。
と言っても釣果には繋がらなかったので、意味があるのか不明。考えるベクトルが間違っているのか???
変化は行動のトリガーなのか?
一般的に、バス釣りでは変化を捉えることは非常に重要だと言われる。バスが変化を嫌う性質であるからという理由もあるが、変化によって行動が誘発され得るからだとも言える。
後日ネット上で変化について調べて見たところ、下のブログの記事に行き当たった。
https://ameblo.jp/dekabasshunt/entry-11017135867.html
このページを要約すると、「自然現象が引き起こす環境変化が時合のトリガーになる」ということになる。
自然の中で生息する以上、自然現象によって行動が促されたり左右されるのは当たり前といえば当たり前であるが忘れがち。
これに加えるならば、釣り人の行動、変化によって魚の行動を引き出すことも可能であろう。
- 夜にライトをチカチカすることによって、魚が警戒して釣れなくなった。
- 食い気がなかったところに違うルアーを投入したら入れ食いになった。
- レンジ、スピードを変えたら釣れだした。
そんな訳でまとめ。
自然現象だけでなく釣り人の変化も重要。
人間の手で自然現象を制御できない以上、できることといえば釣り人の行動、変化。
一つのやり方にこだわるのも釣り。ただ、魚を釣りたければ一つのことだけに固執するのではなく、変化を加えることが大事。
冬は同じ釣りをやりきった方がいいと小生は考えているが、同じルアーを使うとしてもアクション、レンジ、スピードなどに変化を加えなければ釣果は上がらない。
そんなところだろうか。