真冬はミドストが釣れるのか!?冬の40UPを捕獲したよ 2018年2月14日
冬の釣れない日々を乗り越えて、ついにその日がやってきた。
サイズは40UPにとどまったが、2月に釣った価値ある一匹となった。
釣ったのは「ゲーリー シャッドシェイプ」4インチのミドスト。
釣れないと嘆いている諸君、この記事をよ〜く読んで勉強しておくように!(キリッ)
釣りに行った日時・場所
- 2018年2月14日(水) 23時頃~1時前
- 湖西エリア 南~西の風
- 今年13回目の釣行
春はもう目前なのか!?
22時前になってもなかなか寝ない子どもたち。出撃を諦めかけていると急に静かになり、1分後には寝ていた。のび太くんかよ。
というわけで出撃決定。今日は気温が高めで、夜中でも5℃ほどある予報。春と勘違いしたバスが食ってくるのではないかと期待し、出撃することとした。
これは冗談ではなく真剣な話。南湖の話であるが、去年は今くらいの時期から爆発の兆候が出始めていた。去年の2月最終週には南湖で春爆がスタートしている。
よって、この時期から春を意識し始めている個体がいることは間違いない。そんな魚を今夜狙い撃つ!キリッ
なんでこんなに人がいるのか?
23時前に現地着。今日はいつもの冬のメインポイントからスタート。のはずが、かなりの大人数が大挙している。
なにこれ?2月の平日の23時にいる人数ではない。何かのイベントか?
男女入り乱れてのバレンタイン夜釣り大会か?現実的でない上に、誰かが得をするとも思えない。
そんな場所で釣りをする気にはなれず、華麗にスルー。人気の少ないバケモノポイント近くの小場所を目指した。
実は前回釣行時に、この場所のワカサギ密度が高いことを確認していた。
以前からこの場所にはワカサギが多い。そんなワカサギを狙ってバスが回遊しているはず。そう考え今日はこのポイントからスタートすることとした。
本日の作戦は4インチワームのミドスト
今日はデスアダー6インチのミドストではなく、4インチワームを使ったミドストで釣りをすることにした。
今日は風が弱そうな予報だということと、4インチワームのミドストでは釣った実績があるため、これを採用した次第である。あと、一口サイズなのですっぽ抜ける心配もないだろうというのも理由の一つである。
ワームは「デプス デスアダー4インチ」をまずは採用。これに1/32ozのフックをセット。
デスアダーは針持ちがいいので、2度刺しするだけで十分ズレを防止できる。
ちなみに2度刺しするときは、ワームのスリットは下向きにして刺している。
風でラインが流されないよう横振りで対応
到着時には風はほぼ無かったが、風が強くなり始める。南からの風。波がジャバジャバしており、いつもながら釣れそうである。
4インチワームだがそれなりに飛距離は出ている模様。ちょんちょんしながら巻いてくる。
風があるせいか、まっすぐ投げても横方向からワームが戻ってくる状況。風でラインが流されている。ということはワームは水中で変な動きをしていると想定できる。
これを回避するため、いつもの縦振りではなく横振りに変更。縦振りはロッドを立てて縦方向にシェイクするが、横振りはロッドの先を水面近くに持っていき横方向にシェイクする。
こうすることで空中に出ているラインの量は少なくなり、風の影響を受けにくくなる。しかしラインスラックを出しにくくなるので、ワームが必要以上に動いてしまうことになる。
そこでリールの巻き速度を遅くして、ラインスラックが出やすいように調整した。
が、異常無し。というか根掛かりが激しい。
ミドストの場合、ワームが何かに引っかかったら根掛かりか魚のどちらか。よって、重みを感じたらとりあえずラインテンションを張ってしまう。このせいもあって根掛かりが頻発してしまうのだろう。
手前の方で根がかってしまうので、手前まで来たら即回収してもいいのだが、バスは岸際までベイトを追い詰めて食ってくるので、岸際を諦めるのは勿体無い。難しいところである。
反応がないので移動。ワカサギチェックをしたが今日はお留守の模様。波が打ち寄せているので散ってしまったのだろうか?
風裏ポイントへ移動
次のポイントはバケモノポイント。
ワームは「ゲーリ シャッドシェイプ」4インチのワカサギカラー。フックは「ガマカツ ラウンド25R」の1/32oz フックサイズ#1/0にチェンジ。今回は接着剤で固定した。
ここでも横振りのミドストで巻き続ける。風がどんどん激しくなってくる。
横振りでもワームが横から戻って来てしまう。ラインが波に流されているようだ。
どうせ流されるなら遠投してやろうと思い、1/20ozのジグヘッドに変更するも、あっけなく殉職。笑
これでは釣りにならないので、風裏ポイントを目指す。
このポイントは他の場所が荒れていても比較的穏やかな場所。この日も割と穏やかな状況。
ここでしばらくやってみたが異常無し。試しに水温を測定すると10℃もある。と言っても岸から1mほど沖の水温。とはいえ魚が集まる理由にはなりそうである。
移動。ここも穏やかなポイント。しかし異常無し。
この時点で0時を過ぎている。終了予定時刻は1時。いつもの釣れないパターンになりつつある。
風裏+高水温なポイントで冬バスゲット
次はどこを撃とうか?そう考えたとき、思い出したことがある。
あの場所も水温が高めだったはず。そしてカイツブリがベイトを捕食していたことがある。
そのポイントへインする。闇に紛れて静かに行動。これ基本。
遠目からキャスト開始。まぁ、そんな簡単に釣れるはずがない。狙い所に少しずつ移動しながらキャストを続ける。
そしてその時は訪れる。ちょんちょんしながら巻いてくると何かに引っかかる。
はいはい、どうせ岩やろ?と思いつつ竿で聞く。すると、クンッと引っ張られる。
おおおおお!これは!巻き合わせすると、なおもクンクン引っ張られる。
お魚来たよ!!OSAKANA!
あとはバレないように慎重に寄せてくる。バレんなよバレんなよ!
引いたのは最初だけ。あとは重いだけ。50はなさそうだが、小バスではなさそう。
ヒャッホ〜〜〜〜。2月バスの捕獲成功。
ど真ん中にフッキング。まさに職人の仕事。#1/0の大きめフックを採用したことが功を奏したか?
サイズは小さめの46cm。ウェイトは1955g。結構パンパンであった。
本当はこうやって写真を取っている場合ではなく、2匹目を狙うためにすぐに投げるべきなのだろう。魚の群れが回遊している可能性があるからだ。しかし今日はこの1匹の喜びを味わいたい。
あー、でも50UPがよかったなぁ笑
その後、2匹目を狙いにいったが異常無し。1時前までやって終了とした。
いつもはズレがひどくてボロボロになる「シャッドシェイプワーム」だが、今回は接着剤を使用したおかげで、ズレることもボロボロになることもなく、最後まで使用できた。接着剤最強である。
釣れた理由を考察
水温高めゾーンということと、風裏というのが釣れた理由か?魚が集まるか、回遊する際の休憩ポイントになっているのかもしれない。今後の要注意ポイントとする。
先日の北湖東岸修行の時にも思ったように、ワームのサイズとか動かし方ではなく、魚がいる場所に投げれば反応が得られるということを改めて認識した。
今まで釣れたことがないからダメとか、釣り人がいないから釣れないとか考えず、自分の中の理屈で釣れそうと思うところは重点的にやってみるべきだということも感じた。
2月は全く釣れずに終わることも想定していたが、なんとか1匹釣ることができて一安心である。後は今日の釣りで釣果を再現できるのか、サイズアップを測れるのかである。
ということで、釣れないそこの君。おい、お前だよ。しっかり読んだか?早く釣れよ。
釣れると非常に筆が進む。笑
釣れると調子にのる小生であるが、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。