ジグヘッドの使用感の違いを感じながら冬の湖西でミドスト釣行 2018年2月15日
前日の2月バス水揚げに味をしめ、今宵も湖西へ出撃した。
前日釣れた4インチワームのミドストをキャストし続けたが異常なし。
そう簡単に釣れるほど甘くないと思っていたが、本当に甘くない冬の湖西浜であった。
ミドスト釣行の最中、ジグヘッドの使用感の違いを感じたので、簡単に触れておく。
釣りに行った日時・場所
- 2018年2月15日(木) 22時過ぎ~0時頃
- 湖西エリア 北~西風やや強し
- 今年14回目の釣行
春を感じたこの日、眠いが出撃
この日は日中の気温が10℃くらいまで上がる暖かい一日であった。春の陽気、とまではいかないものの、日中は春の訪れを感じるような暖かさであった。
この高い気温により琵琶湖の水温と魚の動きはどう変化するだろうか?
季節を感じながら釣りをするのもバス釣りの醍醐味。季節感と魚の位置・動きをリンクさせて釣りをすると、バス釣りの楽しみの一端を垣間見ることができるのである。
ということで、寝不足で眠たかったが家事全般を済ませた後、出撃することとした。
予報と違って風強めなので風裏ポイントへ
早めに自宅を出たので22時ごろに現地着。予報では風は弱いはずだったが、やや強めの北風が吹いている。そして波もザバザバしている。
今宵もミドストで釣り歩くつもりだったので、北風を避けられる風裏ポイントでまずは釣りを開始することとした。
前日いた大量の釣り師(?)の姿はなく、今宵は誰もいない完全貸切状態。なぜ今日はいないのか?釣り人の行動パターンが良く分からない。行動のトリガーとなるような要因が何かあるのだろうか?
ガマカツ ラウンド25Rの使用感
風裏ポイントへ入ってミドスト開始。使用するワームは「ゲーリー シャッドシェイプワーム」4インチのワカサギカラー。これにジグヘッド「ガマカツ ラウンド25R 1/32oz フックサイズ#1/0」をセットして使う。
「ガマカツ ラウンド25R」は、以前使っていた「デコイ プラスマジック VJ-74 1/32oz フックサイズ#2」とは使用感が違う。
まず、重量の違い。計測していないがラウンド25Rの方が若干重い気がする。重いおかげで飛距離が出る。
そもそもジグヘッドの重量表記1/32ozというのはヘッドのシンカーの重さであって、フックの重量は含まれていない。よって同じ1/32oz表記でもフックの形状や材質によってジグヘッド全体の重さは変わってくるのである。
あと違うのは、フックサイズが大きいのでシェイクするときの感覚が違う。ラウンド25Rはジグヘッドの存在を感じながら引いてくることができ、どのレンジを引いているのか分かりやすい気がする。
さらにフックが長いのでワームボディに長く刺すことができる。これによってワームの可動範囲が狭まり動きが制限される。逆に言うと、ワームが不自然に動きすぎないことになる。これによりナチュラルにロールさせてスローに動くベイトを演出できる。
デスアダー6インチでミドストするときは、フックが長めのジグヘッドの方がいいということだろうか?
とはいえ、プラスマジックがダメなわけではない。ルアーだけでなく、ジグヘッドも使い方や時期によって使い分けたほうが良いということである。
わけもわかっていないのに、玄人っぽい考察をしつつキャストを続けたが、異常が無いので移動を開始した。
ワカサギ高密度エリアにワカサギはいない
ワカサギが群れているポイントへイン。しかしワカサギの姿は確認できない。この打ち寄せる波で散ってしまっているようだ。沖の方へ待避しているのだろうか?
あるいは、昨年はこの時期からワカサギは姿を消したので、このエリアの産卵シーズンは終わってしまったのかもしれない。
しばらくこのポイントでキャストを続けたが異常なし。
湖流が激しく水がよく動いていて釣れそうだが釣れない。回遊待ちしていればそのうちやってくる気がしないわけでもないが、あまり時間がないので次の場所へ移動することとした。
風裏で水温高めのポイントにイン
前日釣れたポイントを目指す。そことは別に気になるポイントがあるのでまずはそちらへイン。のはずが、先行者あり。ここはやはり熱いポイントなのだろうか?
仕方ないので前日釣れた本命ポイントへイン。暗闇に乗じて岸から離れてキャスト開始。風裏で波も穏やか、釣りはしやすい。
魚にとっても水温が比較的安定する居心地のよい場所なのかもしれない。もしかして、このエリア周辺の越冬場所なのだろうか?
このあたりの沖の水深は3~4メートルくらい。地形探索していないのでよく分からないが、手前から深くなり始めてなだらかに深くなっている感じ。今後、地形探索して沖の障害物でも探しておく必要がある。
残念ながらこの日は何度投げても異常なし。1時頃までやろうと思っていたが、眠たすぎて集中力が持たない。
「眠たいときは無理して釣りにいくもんやない」という言葉を今ごろ思い出し、0時頃で終了することとした。
居付きの魚ではなく回遊の魚だったのか?
一匹釣れたからといって、そこでまた釣れるほど簡単でなかった。まぁ当然の話。
では、なぜ釣れなかったのだろうか?
一つ考えられるのは、常にそのポイントに魚がいるわけではないということ。魚が常に居付き場所ではなく、回遊コース、または回遊途中の立ち止まりポイントと考えられないだろうか?
となると、一箇所で釣りをしつづける固定砲台方式が有効。
あるいは、あちこちを撃ち歩きながら何度も入りなおす作戦。タイミングを変えてポイントインすることで、回遊のタイミングに出くわす可能性がある。
固定砲台より何度も入りなおす作戦の方が性に合っているが、移動しつづけることで他の釣り師にポイントを明け渡すことにもなりかねない。現地の状況を見ながら作戦を練る必要があるだろう。
そんなわけで安定のボウズに終わったが、今後の方針は明確になってきたので後は釣るだけである。ブリッブリッのモンスターをガッツリバックリ釣りたいものである。