春といえばルドラSP!増水した湖西のシャローをただ巻きして50UP 2018年3月9日
早春のデカバスを狙うため、荒れ模様の湖西へ出撃。
今宵の作戦は中層を巻く!選んだルアーはジャークベイト「O.S.P ルドラSP」。
ルドラで湖西浜をランガンすること3時間。最後にたどり着いた春ポイントで50UPに出会うことができた。
釣りに行った日時・場所
- 2018年3月9日(金) 23時頃〜2時半頃
- 湖西エリア 強風 曇り
- 今年25回目の釣行
プリスポーンのメスは浮いている!?
最近ロクな魚にさわれていない。どうすればデカバスを釣ることができるのだろう?最近のテーマである。
一つ思いついたのは、プリスポーンのメスは浮くということ。本当かどうか知らないが、よくそう言われる。
だから春はバイブレーションやクランクベイト、ミノー(ジャークベイト)、ミドストなどが効果的と言われるのだろう。、
なるほど、最近のSNSの釣果をみても中層巻きで釣っているようなイメージがある。
ならば小生も中層巻きで湖西のデカバスを仕留めてみせる(キリッ)
早春の中層巻きといえば「O.S.P ルドラSP」
さて、何を巻こうか。候補をあげてみた。だいたいこんな感じ。
- 小さめワームのミドスト
- デスアダー6インチ
- 小さい目のジャークベイト「O.S.P 阿修羅(アシュラ)」
- 大きめのジャークベイト「O.S.P ルドラ」
現地の状況をみて選択するとして、とりあえず出撃前に近くの釣具屋「フィッシングエイト京都伏見店」にイン。「O.S.P ルドラSP」を購入した。
ルドラのフローティングタイプは持っていたが、サスペンドタイプは無かったので今回購入。
中層をゆっくり巻くのにはサスペンドタイプが有効と考え購入した次第である。
荒れ模様の湖西浜でシャローを攻める
23時頃に現地着。風は常に吹いているわけではないが、時折突風のような強風が襲ってくる。そのせいか波もなかなか激しい状況。
しかもなぜが小粒の雪がチラチラ降っている。なんでやねん。
この状況下で選択したルアーはジャークベイト「O.S.P ルドラSP」。
昨日の雨で琵琶湖水位が前日より8cmほど上昇している。
増水時は岸際が熱いはず。普段陸地になっているところが水中に沈むことで、魚が寄ってくる。
こんな荒れた状況下でもデカバスはシャローにいるはず。
さらに濁りが入っている。よって、大きめルアーが有効なはず。
これらから導き出した答えが、シャローをゆっくり巻けるルドラである。
シャロー、どシャローだけを狙うこととし、意味もなく沖には投げないことを今日の作戦とした。
最初の春ポイントには先行者あり
よーしパパ、ルドラで釣っちゃうぞ!というわけで最初に向かったのは春ポイント。増水することでいい感じになるポイント。
そのポイントに向かいながら軽く流し打ちしていく。今日は気温が低く冬の荒れ模様。よって誰もいない。ヒャッホー。
ルドラSPはサスペンドタイプのミノーなので根掛かりが心配だったが、ボトムに当たってもラインテンションを緩めるとゆっくり浮かぶので、心配する必要はなさそうである。
よっぽど根掛かりするようであればフローティングタイプに変更すればいい。
その時、入りたいポイント付近にライトが点灯。まじすか。いるんすか?やるやないすか。
こちらもスマホをおもむろに点灯させ、「ここにいるよ!早くどいてくれよ!」アピール。この日もヘッドライトなしである。
先行者に気を取られていると、背後から突然人影が現れる。
やばい、おやじ狩りか!狩られる。
と一瞬思ったが、第一声が「釣れてますか?」の好青年であった。
しばし情報交換。ふむふむ、そうなんですか!ありがとうございます。いいことを聞いた。
ルドラSPの使い方
話は変わるが、参考までに今日のルドラSPの使い方を紹介しておく。
リールの巻き速度は1回転5秒から6秒ほど。(15メタニウムDCのハイギア使用。)
デッドスローではないが早くもない、そんな巻き速度である。
トゥイッチとかジャークとかはやらない。あくまでただ巻き。ただ巻きが一番釣れる気がするからである。
あと、ルドラをジャークすると手首がおかしくなるらしいから、やめておく。
キャスト方向は岸と並行か斜め前方向。水深1.5m以内だけを狙うイメージ。
キャストして着水後にスローに巻き始めるパターンと、着水後すばらく数回巻いて潜水させてからスローに巻くパターンの2パターンで使っている。
この2パターンは、釣りをする場所の水深によって使い分けている。深めなら沈めてからスローリトリーブ、浅ければ最初からスローリトリーブである。
デカバスは思いもかけぬ場所にいる!?
しばらく先行者から少し離れた場所でプレッシャーをかけ続けたが、どうやら固定砲台で回遊待ちの釣りをしているご様子。
この辺りは風裏で釣りがしやすいのだが、残念だが違う場所に移動することとした。
移動先は風が当たりまくり、波が出まくりのポイント。
普通、強風時は風裏を狙いがちだが、デカバスは風があたり波も当たる場所にいることが多いらしい。
そう、デカバスは我々の思いもかけぬ場所にいるのだ、ということが最近よくわかってきた。
デカバスは水深数十センチのドシャローに普通にいる。風が激しい風表にいる。波があっても普通にいる。
ということで、早速実践に活かしてみることにした。
しかし、反応なし。バックラする異常はあり。バックラを修復するためにラインを出していると、風がラインが飛んでいき木々に引っかかる始末。厄介すぎる。
ラインを切って帰りたくなる衝動を抑え、なんとか復旧。
その後根掛かりからの殉職の危機が訪れる。やめてくれ、買ったばかりのルアー殉職は避けたい。
鬼の形相で回収作業に全力投球。なんとか回収に成功。
こんなことをしに湖西にきたのではない。
次のポイントへ移動。
春ポイントの大岩付近で食ってきた
次のポイントは2月バスを釣ったポイント。可能性は一番高いはず。
遠目からキャストしていくが、異常なし。ここで釣れなかったら最後はあの春ポイントだけ。
そのポイントはシャロー、沖はやや深め。ハードボトム、ワンド状。大岩が複数転がっており、大量のベイトフィッシュを以前確認したエリア。
どう考えても春に釣れるやろ。そんなポイント。
遠目からキャストしながらゆっくり近づいていく。
大岩がある場所の向こう側にキャスト。リールをすばやく数回回してからゆっくり巻いてくる。
大岩を通りすぎるあたりだろうか?「グン、グン」というバイト。おっしゃきた!
しかしすぐにテンションが抜ける。まじか、離したんか?いや、食ってる。
そして華麗にフッキング。決まった!
全然引かない。小バスかよ!けど、なかなか寄ってこない。お前どっちやねん。
事故フィッシュ!!ありがとうございます!フック一本だけかかっていた、あぶねーよ。
50cmの2600g。もうちょっと欲しかったが事故なので仕方ない。
場が荒れ、時刻も2時近くになっていたので、今日のところはここで終了。
流れに乗って新規開拓
と、いつもはここで終わるのだが、今日はこの流れに乗って新規開拓することとした。
チャチャッと移動して、ここでは地形探索ができるダウンショットを使用。高級なルドラを初場所で殉職させるわけにはいかない。
数十分、適当にやってみたが風が思いのほか強く、釣りをするのが面倒になってきた。
だいたいの雰囲気は掴めたので、今日のところでこれで撤収とした。
バスフィッシングの醍醐味を味わえた
本日の成果は完全な事故だが、猛烈に嬉しい1匹。
なぜなら狙い通りのシャロー撃ちで釣れ、春ポイントという認識は間違っていなかったと考えられるから。
ただし1匹だけなら釣れる時は釣れる。再現性があるかが問題である。
とはいえ、今日は奇跡の1匹の余韻にひたりたい。バスフィッシングの醍醐味を味わえた、そんな気がする。
ただし、今日の1匹を事故に終わらせないために、次回釣行時においては今日の再現を目指す。
以上である。ひゃっほ〜。