春の北湖東岸で初の4キロフィッシュ!最強のルアーアクションは「放置」らしい 2018年3月31日
釣り人が多い土曜日の夜、どこへ行っても人だらけ。
南湖西岸からスタートし、北上したが魚からの反応はなし。
帰りたくなる気持ちをおさえ、橋を渡って北湖東岸を北上。
たどり着いた場所で40UPを二匹とロクマル〜ナナマルのナマズを水揚げ。
そして最後に自己記録更新となる4ロフィッシュの捕獲に成功した。
釣りに行った日時・場所
- 2018年3月31日(土) 22時頃〜3時頃
- 南湖西岸エリア、湖西エリア、北湖東岸エリア
- 今年41回目の釣行
エイプリルフールネタではない
当記事はエイプリルフールのネタではない。全てが真実である。
さらに一言言わせてほしい。
「ウヒョーーーーーー」である。
南湖西岸は釣り人の総合商社か?
さて、この日は湖西エリアでデカバス を狙う作戦。
北上する前に南湖西岸の某ポイントを偵察した。
22時頃に現地着。大量の車と人。なんじゃこれ。
念のため竿を出して釣りをしてみたが、反応なし。
やはりこんなところには来るべきではなかったようである。
しばらく来ることはないだろう。さらば!
湖西エリアも人が多くて嫌になってくる
当初の予定通り北上して湖西エリアへイン。
まずは昨日釣れたポイントへ。
昨夜は誰もいなかったが、今夜はすでに釣り人多数。テンションが下がる。
幸い、入りたい場所は空いていたが近くには釣り人2名の姿。当然撃たれた後だろう。
それでもダウンショットで探りを入れてみたものの、異常なし。
風はなく、湖面も穏やか。
人の出入りが激しい。それだけならまだしも、歩く時にライトで水際を照らしながら移動するのはやめてほしい。諸君が照らしたそこにデカバスはいるんやで。(キリッ)
月明かり眩しいこんな夜にライトはいらんやろ。
次のポイントへ。
ここは無人。ここなら釣れるかも。
あちこち探るが反応なし。魚はいるはずなのだが、やり方が悪いのか?
しばらくすると釣り人が登場。いやいや、こんなところまでこなくてもいいやろ。
そして相変わらずライトをチカチカ照らしている。小生を照らすんじゃねーよ。
嫌になって移動することにした。
帰りたい気持ちを抑えて北湖東岸へ
時刻は0時を過ぎている。
今夜出撃したことを後悔。もう帰りたい。しかし、ボウズで帰るわけにもいかない。
南湖へ行くか、北湖東岸へ行くか?
おそらく南湖は釣り人の巣窟。帰りたくなることは必至。
ということで、北湖東岸へ向かった。
道中、ポツリポツリと釣り人の姿。小生が狙うのは過疎ポイント。誰もいないはず。
ポイント到着。誰もいない。早速釣りを開始。適度な風が吹いている。すると、釣れた。
よく引いた41cm。これでボウズはまぬがれた。
さらに探るが反応なし。
驚くべきことに二人組の釣り人が現れる。
こんなところまで出てくるとは、よほど今夜は期待値が高いのか?
近くに移動してリズムを変えたら釣れた
場所を変えてみることにした。
先日訪れた場所である。この時はなんの反応もなかったので、釣れる気はしない。
そこで、今夜の課題に設定していたとおり、釣りのリズムを変えてみることにした。
いつもより時間をかけじっくり探る遅延作戦。
全ての行動に普段より時間をかける。投げるスピード、ロッドを動かすスピード。巻くスピード。歩く速度などなど。
これが奏功したのか?早速魚からの反応あり。
50あるかと思ったが49cmの2600g。これもよく引いた。
さらに撃っていくが異常なし。
時折小魚らしいピチャピチャ音がなる。
しばらくしてから元の場所に戻る。向こうの方にシラサギの姿を確認。頭を水面に近づけ、魚を狙っている様子。
やはりベイトがウジャウジャいるのか?
先程釣れた場所付近まで戻るとバイトあり。
うおっ、デカそう!あれ、けどなんか平べったい。
ロクマルかナナマルのナマズであった。ワームで釣れたのは初めてであった。よく引いたので良し。
放置中に自己新となる4キロフィッシュ!
今夜は釣れる日なのか?もう少し粘ってみることとした。
先程シラサギがいた場所まで移動。この辺りが熱いのか?
あれ?竿先にラインが絡んだか?
竿先チェックを終え、糸ふけを取ると違和感。あれ??食ってる。放置で食った?
おりゃーっと合わせると魚。これは絶対でかい。ドラグ出まくり。
水面でバシャバシャする姿は見たことのない大きさ。デカっ!っていうか、これはブラックバスなのか?違う魚か?
未知の生物。バラすわけにはいかない。ハンドランディングできる場所だが、ネットを使用。頼むから入ってください。
無理やり尻尾の方からネットイン!デカイ!これはロクマルテンポンドいったやろ!
え?これでもロクいかないの?
テンポンドには届かない4325g。これでもテンポンドいかんのか。5キロとかどんなんやねん。
とはいえ、自己新となる初の4キロフィッシュ。至福の瞬間である。ヒャッホー。
この魚はステラだからこそとれた一匹。強靭なボディ、精緻に組み込まれたギア、そして最高性能のドラグ。これらがなければとれなかっただろう。(キリッ)
まだやろうかと思ったが、時刻は3時。そろそろ帰らないとまずい。
気持ちよくここで終了とした。
改めて放置最強説を考える
自己新記録を更新する魚を捕らえることはできたものの、意図しない放置プレイで釣れるというなんとも言えない結果。
釣った感はなかったが、やはり放置が最強だということを強く痛感することができた。
先人達も放置が最強だとよく言っている。
魚を騙すのに一番の動きが放置、あるいはそれに準ずる動きということか?
水中の小魚やエビは基本動かない。たまに少し動く。この動きを真似るのが放置なのか?
そしてそれがデカバスのリズムなのか?
今夜は途中からゆっくり動くというリズムで釣りをしたが、それがデカバスに効いたのだろうか?今夜はたまたま効いただけなのか?
今回の魚から得られたものは多い。結果にあまんじることなく、一つの通過点としてさらなる一匹を目指す。
また、この一匹は自分の力だけで釣った一匹ではない。
いつも絡んでくれている方々、助言いただいている方々がいてこその一匹。
支えられているという気持ちと感謝の気持ちを忘れないようにしたい。
皆さま、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。