雨降る春の夜にライフジャケットの動作検証と50UP捕獲完了 2018年4月14日
春の嵐がやってくると聞き、とりあえず琵琶湖へ出撃。無風で、大した雨が降っていない釣り日和の琵琶湖。
そんな琵琶湖で事件発生。
小生が華麗に落水!
そしてライフジャケットの動作検証完了。
このままでは帰れないと、ビチャビチャのまま釣り続けたところ、50UP捕獲に成功。本日のミッションはコンプリートした。
釣りに行った日時・場所
- 2018年4月14日(土) 23時半頃〜2時半頃
- 北湖東岸エリア 無風 雨
- 今年51回目の釣行
春の嵐?普通に釣りができる琵琶湖
今夜は大雨と強風という予報。いわゆる春の嵐らしい。
わざわざ雨の中で釣りをする必要もないだろうと考え、自宅待機する予定であった。
しかし、ここで問題発生。奥さんの機嫌が悪い。ムカつく。
家にいると2次災害が被る可能性があるため、安楽の地を求めて琵琶湖へゴー!!
釣りにならない様子であれば引き返すつもりであったが、道中では大して雨は降っておらず風もない。
それでも釣り人の姿はちらほら見える。アホバサーばかりである。
23時半頃にいつもの北湖東岸エリアのポイントへイン。
無風、雨はシトシト降っている程度。全然釣りできるじゃん!
気温は14℃くらいあって暖かい。釣れる日じゃん。
ということで準備を整え、今夜もダウンショット釣行を開始した。
事件発生!小生、琵琶湖へ華麗に落水!
安心してほしい。小生は生きている。
このブログを書き続けるために、小生は生き続けなければならない。
釣りを開始して30分ほど経過。無の時間が続く。
「こんな日は開始30分で釣れる」と誰かが言っていたが、釣れる気配がない。
しかし、そのうち釣れるだろうと余裕の小生。その余裕、油断が事件を引き起こしたのだろうか?
湖を右手にして岸際を歩いていた小生。踏み込んだ右足に違和感。反作用する力を感じない。
いわゆる無重力感覚。どうも岸際にできた影を岸の端だと勘違いしたようで、無に向かって重心がかかった状態。
右方向に傾く体。異常を察した脳からはエマージェンシーコール。これはあかんやつ。
異常あり!けど、こんな異常いらんねん。
体勢を立て直すことは不可能。母なる琵琶湖に身を委ねるしかない。
華麗に落水。
頭まで完全に入水。うぉ、やっべえよ。けどブログの記事になるぜ!
幸い、ライフジャケットを着用していたことに加え、水深は腰くらいまで。すぐに岸に上がれる場所だったため、速やかに陸に這い上がり大事には至らなかった。
先日購入したライフジャケット「シマノ ラフトエアジャケット ウエストタイプ VF-052K」は仕様通り自動膨張。動作確認完了!
浅い場所だったが、ライフジャケットが膨らんだことで頭が上に向き姿勢が安定したので、パニックにならず冷静に対処できた模様。
やはりオカッパリでもライフジャケットは必須である。
動作検証だけでは帰れない!釣りを実行
全身はビチャビチャ。不快感が止まらない。
今夜は帰還するか?そう考えたのは一瞬だけ。
このままでは帰れない。このままではライフジャケットの着用を推進する記事になってしまう。
釣るまで帰れない。強く決意して釣りを続行。
そんな小生をあざ笑うかのように無が続く琵琶湖。
相変わらず風は吹かないが、雨は強くなったり弱くなったりを繰り返している。
気温も下がってくる。いや、体が冷えているだけだろうか?
もはやこの雨が暖かい雨なのか冷たい雨なのか判別不可能。寒い。
しかしここで帰るわけにはいかない。
小生は稀代のバス釣り名人を目指している修行中の身。自分を追い込むことで境地に達することを目論む男。
いつものシラサギが湖面を見つめているので小魚はいる様子。ということはバスも近くにいるはず。
口を使わないだけなのか?日中は荒れていたせいか?雨が降っているせいか?
昨晩釣れた場所でも探ってみたが異常なし。今夜はお留守なのか?やる気がないのか?
勝手に時合だと考えている1時になっても反応なし。どこを撃っても異常なし。
今夜はもう無理なのか?落水した様子を克明に伝える記事を書くしかないのか!?
落水したので50UPが釣れました
2時ごろになってやる気がなくなってくる小生。そろそろ終わりか。
しかし、修行中の小生を琵琶湖は見捨てなかった。
よく釣れる場所から少し外れた場所で本日初めてのバイト。
じっくり食わせてからフッキング!フィッッッッッシュ!!
よく引く魚であった。ランディングネットは持ち運ぶのが面倒でこの時は持っていなかった。
久しぶりのハンドランディングでキャッチ。やはりネットはあった方が安心。
ほっしゃ、今夜も50UPきたーよ!53cmくらい。
ギリギリ3キロフィッッッッシュ!
「これでミッションコンプリート。帰ろうか。」
こう考えるのは凡人。残念な思考である。
「1匹釣れたら100匹いると思え。」
小生はこう考え、釣りを続行。とはいえ、すでに2時を回っているのでそろそろ潮時。
反応がないことを確認してから、2時半頃に釣りを終了。ほとぼりが冷めているであろう愛する奥さんがいる自宅へ帰還した。
ライフジャケットは着用しよう
今夜の教訓。
「落ちるときは一瞬で落ちる。だからライフジャケットは着用しよう。」
である。油断大敵である。
ラッキーなことに、落水した時の音声が記録されていたため、後日、記事としてまとめるつもりである。
諸君に対して安全教育、意識啓発するのもトップブローのつとめなのである。
面倒なのはライフジャケットの復旧。畳んでボンベを交換しなければならない。どうしたらいいのか?というか面倒くさい。
釣果に関しては粘り勝ちといったところか。長時間やって1バイトしか出せなかったので、まだまだ探り方が下手ということか?
まだまだ修行の道は続く・・・