シーバスを狙って漁港でテクトロしてたらチヌが釣れた! 2018年8月31日
なんとしてでもシーバスが釣りたい。その一心で若狭エリアへ出撃。
この日の作戦はテクトロ。事前に目星をつけておいた漁港へ向かい、ミノーでテクトロしていたところチヌが釣れた!
シーバス狙いでたまたま釣れただけだったが、海釣りの楽しさを実感する充実の釣行であった。
釣りに行った日時・場所
- 2018年8月31日(金) 23時頃~3時頃
- 若狭エリア
- 今年114回目の釣行(琵琶湖111回 海3回)
テクトロでシーバスを狙う
これまでシーバスを狙って2回ほど海釣りにきたが、1バイトだけという結果に終わっている。
このままでは終われない。
というわけで、この日もシーバスを狙って若狭エリアへ出撃を開始した。
出撃するにあたって立案した今夜の作戦は「テクトロ」。テクトロとはテクテクトローリングの略で、岸際でルアーを泳がせながらテクテク歩き続ける釣方である
これなら高確率でシーバスをゲットすることができるらしい。やるしかない!
早速近所の釣具屋「フィッシングエイト京都伏見店」へ向かい、400円くらいのミノーを調達。
これを持って、雨の中、若狭エリアへ向かった。
強雨の中、テクトロ開始
移動中は雨。現地着時の23時頃も雨。
雨の海釣りってどうなん?と思いつつ目星をつけておいた漁港へイン。テクトロは歩き続ける釣りなので、それなりの長さがある漁港の方が効率が良い。
今回向かった漁港は、グーグルマップによると600mくらい波止場が続くのでここを選定した。
漁船が多く止まっているが釣り人は誰もいない。夜釣りで有名な漁港と聞いていたが、金曜日は人少なめ?そして雨なので誰も来ないのだろうか?
早速ミノーを準備してテクトロ開始。ここの水深は3m~4mくらいのようなので、まずは表層付近からサーチ開始。
が、漁船が多くてテクテクできない。漁船が止まっていない波止場の先端方向を目指す。
が、使っているミノーがあまり沈まないのですぐに浮かんできてしまう。使ったのはシマノの「エクセンス デプスレス75mm / 重さ:9.5g」。スローシンキングでかなりゆっくり沈むミノー。
ゆっくり歩けばいいのだが、それだと効率が悪い。テクトロするなら良く沈むルアーを使った方がよさげ。
雨がだんだん強くなってくる
先端付近に到着。誰もいない。漁船も止まっていない。テクテクしがいのあるポイント。
先ほど使っていた「エクセンス デプスレス」は見切って、ルアーチェンジ。クロスファクターのシンキングミノー「サイコヘビーミノー90 / 20g」の登場。
こっちはよく沈むので浮いてこずテクトロしやすい。このルアーを使って波止場を行ったりきたり。
歩く速度を早くしたり遅くしたり、ロッドからルアーまでのラインの長さを変えて引いてくるレンジを変えたりして一帯を探っていく。
その間、雨がだんだん強くなってくる。そしてどこからともなくゴミが流れてきて、ラインに絡まってくる。
雨が降ると急に海水が流れ出した感じがする。後、潮目がくっきりと浮かび上がってくる。
雨が降ると海水中の塩分濃度に変化が生じて釣れなくなる、という説もあるらしい。
雨で全身びちゃ濡れ状態の中、悲壮感だけが漂ってくる。
ボトムを探っていたらチヌが釣れた
そんな中、ひたすらテクトロ。雨の影響が少ないであろうボトム付近を丹念に探っていく。
ボトムは石かカキ殻なのかゴツゴツしている。ボトムにあてながらルアーを引いていると突然の生命感。
魚である。おっしゃきたーー!
しかも結構引く。おおお、これがシーバスの引きか!!その周辺は常夜灯がないので真っ暗で水面も良く見えないが、シーバスであることを確信。
引きを楽しんだ後、ネットイン。あれ?なんか平べったい。
おチヌ様ですやん。なんでやね~~ん。
外道なんだけど超うれしい。チヌが釣れた。ひゃっほ~~~~!
雨の日はチヌが狙い目だった模様
その後も懸命にテクトロ。
1時くらいになったところで船が漁港にやってくる。
こんな時間に漁から戻ってきたのか?と思ったら、多くの釣り人が降りてくる。どうやら渡船らしい。
場荒れ感たっぷりだったので場所を変えて3時頃までテクテクする。が、以降は無であった。
やはり潮流れのよい波止場の先端付近が狙い目だったようである。狙い通りではないが、見事なチヌが釣れたのでこの日は満足して帰路に着いた。
後から調べると、雨の日はチヌが狙い目のご様子。普段警戒心のつよいチヌも、雨の日は警戒心が緩むらしい。
そもそもテクトロでチヌが釣れると思っていなかったのでビックリしたが、思わぬ魚が釣れたのは海釣りの醍醐味でもある。
琵琶湖でバス釣りをしても釣れる魚はかなり限られるが、海は何が釣れるか分からない。
狙っている魚と全然違う魚が釣れることも多数。世界を釣る多魚種ハンターの小生としてはやはり海がいいらしい。
もはや今となっては琵琶湖はただの池。最新トレンドは世界の海だね、うん。
というわけで海釣りの楽しさを満喫できたので、今後も海釣りに注力する所存である。