台風後の湖西偵察釣行!今年もアユパターンは期待できない予感がした 2018年9月5日
甚大な被害をもたらした台風21号通過後の湖西エリアへ出撃。
これまでにないベイトの気配が満ち溢れていたが、1バイトで終了。
アユパターンが既に始まっている気配があったが、昨年と同様接岸することなく終了してしまうのではないだろうか?
釣りに行った日時・場所
- 2018年9月5日(水) 22時半過ぎ~1時半頃
- 湖西エリア
- 今年116回目の釣行(琵琶湖113回 海3回)
台風21号通過後の湖西エリアを偵察
先日通過した台風21号により微妙に推移が上昇した琵琶湖。どのように変容しているのかを確認するため、湖西エリアへの出撃を開始した。
予想ではウィードやゴミが大量漂着し、地形が変わっていると思われる。
22時半頃に現地着。誰もいない。風は弱めの西風。湖面は鏡に近い状態。
で、漂着物はほとんど無し。東方向に流れていったのだろうか?
水位の上昇が感じられないのは地形が変化しているせいか?陸地面積が増えているような気がする。
特に樹木が倒れているといったこともなく、釣りをするのに支障は無い状況であった。
アユがピチャピチャしている!!
早速釣りを開始。いつもどおり「デプス デスアダー6インチ」をキャストする。
すぐに気がついたことは、ベイトフィッシュがピチャピチャしていること。このエリアでこれほどピチャピチャしているのを見るのはいつぶりだろうか?
どうやら跳ねているのはコアユらしい。いわゆるアユパターンの始まりか!?
期待に胸を膨らませデスアダーを乱射。まずはスイミングで様子を見る。
横に動くアユを模倣させるため、アユパターンは巻きが原則らしい。そして水面近くをスイミングさせるのが効果的とのこと。
とはいえ、様々なレンジを泳がせてみた。が、異常なし。
ボトムをズル引きしてみたがこちらも異常なし。そしてほとんどウィードが残っていないことも確認。
嫌な予感しかしない。結局この日はスイミング中にあった1バイトのみ。いい感じのバイトだったが近くでニゴイらしき魚が跳ねていたのでニゴイの仕業かも。
PEラインとデスアダーの相性
ちなみに最近はPEライン2号を使用している。最近購入した「シマノ カルカッタコンクエスト200」は海でも使用するためPEラインを巻いているのである。
このPEラインでデスアダーを使うことに関して若干考察。
デスアダーをスイミングさせるとき、姿勢はいったいどうなっているのか?水に浮くPEラインでスイミングさせると上方向に引っ張られることになるため、上ずった状態で泳いでしまうのではないか?
つまり魚が通常とる姿勢とは異なる不自然な姿勢でデスアダーは泳いでしまうのではないか?
事実、キャスト後に着底させてからデッドスローで巻いてきてもボトムにはほとんど接触していない模様。
PEラインを使用することで上方向への動きが顕著になってしまうイメージである。
したがって、巻き重視でデスアダーを使用する場合はフロロラインまたはナイロンラインが推奨されるということになりそうである。
一方、リフトアンドフォールさせたい場合は上方向にワームを引っ張ることのできるPEラインの方が使い勝手はよさそうである。
アユパターンって実はもう終わってる?
アユがピチャピチャしているのはいいのだが、もう一つ気づいたことがある。
それはコアユの死体が多数漂着しているということ。既に産卵を終えて命尽きてしまったのか?
あるいはここ最近の急激な水温低下、水質変化等の環境変化によって死んでしまったのだろうか?
いずれにせよ、今年のアユの大接岸も期待は薄いかもしれない。ウィードが少ないこともその一因になりうる。
アユパターンがないから釣れないわけではないが、爆発するようなことも無い可能性が高い。
昨年に引き続いて今年も微妙な釣果がさらに微妙になってしまいそうである。
気を取り直してナマズポイントへイン
何も釣らずに帰るわけには行かないので、2ヶ所目へイン。すぐ近くにナマズポイントがある場所。
ここもアユと思われるベイトフィッシュが大量。ここは水位上昇によって陸地面積が減っており、そのせいで以前にもまして遠浅地形になっている。
ウェーディングしないと釣りにならない予感!
デスアダーを数投してからナマズポイントへイン。そしてシャロークランクを巻き倒す。が、本日はお留守。ニゴイの姿だけを確認。
バスにもナマズにも相手にされず帰宅することとなった。
よーしパパ、ゼッケン縫っちゃうぞ~!
どうでもいい話で恐縮だが、帰宅後に娘の体操服のゼッケンを縫うこととした。
これがその成果の一部である。
悪くない。家族愛が感じられる。
今回の記事をまとめると、
- アユは大量にいるが、既に死んでいる個体も多いことから、今年のアユパターンも期待薄の可能性大
- デスアダーを巻きで使う場合はPEライン以外が望ましい
- たまには裁縫するのも面白い
以上である。