全開放水だからといってシャローで釣れるとは限らない 2018年9月11日
全開放水真っ只中の琵琶湖・南湖へ出撃。
小雨が降り微風が吹いていて釣れそうな気配しかしなかったが、チビバイトのみで終了。
夏から秋へと移り変わるこの時期の全開放水時における有効な釣り方、ポイントはどこなのかを考察することとする。
釣りに行った日時・場所
- 2018年9月11日(火) 22時半頃~1時半頃
- 南湖エリア
- 今年118回目の釣行(琵琶湖115回 海3回)
全開放水中の琵琶湖・南湖へ出撃
2018年9月10日(月)から南郷洗堰が全開となり、琵琶湖は全開放水中。(ちなみに全開放水時の放水量は700~800m3/s。)
全開放水ということは琵琶湖の水位が高めということでもあり、シャロー(岸寄)での釣果が期待できるいうのが定説である。
つまり、全開放水はおかっぱりバサーにとって「ひゃっほ~~~!」なパラダイスタイム。
小生もひゃっほ~するために南湖某所へ出撃を開始した。
出撃にあたり、奥さんから激励の言葉を賜る。
「もう帰ってこなくていい!(キリッ)」
小生の涙腺が全開放水するのも時間の問題なのだろうか!?
雰囲気は最高だったけどチビバイトだけ
22時半頃に現地着。よ~し、パパ、ひゃっほ~しちゃうぞ~!
先日のハードボトムエリアへイン。今夜は誰もいない。周辺にも釣り人の姿は皆無。
いつも通りデスアダー6インチをノーシンカーリグでキャスト開始。
今夜は完全おかっぱり釣行。ウェーダー内部が乾いておらず、まだ水浸し状態であるため。
そして一つの事実に気付く。
浅すぎる、そして何も無い。
岸から届く範囲ではせいぜい水深1.5mくらいか?そして特筆すべき変化も感じられない。
先日まで表面近くに漂っていたウィードは流されたようで消えており、その残りカスがある程度。
ハードボトムといっても岸近くだけのようで沖には何も無い予感。
ここで釣りをする人の多くが立ち込む理由がはっきりした。遠投しないと話しにならないのだろう。
だいぶ沖のブレイクなりウィードから魚を引っ張ってくるイメージか?
とはいえ、夜なので水深1mもあれば魚は入ってくるはず。
懸命にデスアダーをキャストし続けたが、この日はチビバイトが2回あっただけ。
あちこち小移動を繰り返しながら1時半まで粘ったが無。ノーひゃっほ~で終了となった。
この時期の全開放水時はどこを狙うべきなのか?
先ほど、「全開放水はおかっぱりバサーにとって「ひゃっほ~~~!」なパラダイスタイム」と紹介したが、どこでも釣れるとは限らないということである。
ではどこを狙えばいいのだろうか?
それが分かれば苦労しない(キリッ)。
一つの考え方としてはベイトフィッシュの位置を意識すべきということが挙げられる。
ベイトフィッシュを意識するのはバスフィッシングの基本であることは、聡明な読者諸君も良く知っていることだろう。
特に水温が適温域に入りバスの活性が高まる晩夏から晩秋は、バスはあちこちで泳ぎ回る。単位面積あたりの魚密度が薄まる、いわゆる「魚が散る」という状況。
バスは特定のポジションに着くわけではないので、この時期は特にベイトフィッシュを意識すべきだろう。
では、この時期の全開放水時にベイトフィッシュはどこへ行くのか?
泳力の弱い小さなベイトフィッシュは強い流れを避けようとするはず。とすると岬形状の下流側やワンド内部などが濃厚か?
あと、流れから身を守れるウィードや障害物の陰、ブレイク周辺、もともと水流のあるインレット付近が考えられる。
加えて、強い流れによって流されるベイトフィッシュもいるはず。いわゆるメインチャネルの下流側。
そういう観点でいうと、今夜入ったポイントはベイトフィッシュが入ってくる条件を複数満たしていたものの、ベイトフィッシュの姿は無。
恐らく沖の方のウィード、ブレイク周辺に位置しているものと思料する。
立ちこんで遠投しなければ釣れないと結論付けた。(キリッ)
北湖も気になる今日この頃
最近は南湖へ出撃する機会が増えているが、北湖の様子も気になるところ。
既にアユの群れが接岸していることも分かっているため、アユパターンもどきで釣果が期待できそうなところ。
あと、ニゴイシーズンも到来の予感。ニゴイのワールドレコードを捕獲するため、近々ニゴイエリアをランガンすることも計画している。
- 「今をときめく琵琶湖ブロガーと行くニゴイ狩りツアー」
- 「居場所を求めて!琵琶湖ブロガーを慰めながら北上する2泊3日の旅」
- 「養育費が払えない!琵琶湖ブロガーを樹海へといざなう集会」
希望する企画があれば申し込んで欲しい。
以上である。