冬の悲壮感を味わいギルの猛攻を乗り越え小バスを水揚げした話 2018年12月5日
今夜もサクッと釣るぜ!と意気揚々と北湖東岸エリアへ出撃。しかし、待ち構えていたのは悲惨な現実であった。
どこを撃っても無。たまに生命感があるので合わせてもすっぽ抜け。ポイントによってはブルーギルのバイトが多発する中、最後になんとか小バスを水揚げして終了。
冬の入り口だというのに冬の悲壮感を味わう釣行となった。
釣りに行った日時・場所
- 2018年12月5日(水) 22時頃~1時頃
- 北湖東岸エリア
- 今年174回目の釣行(琵琶湖166回 海8回)
あの論争に終止符を打つ!
小生は悩んでいた。あの論争に終止符を打つにはどうすればいいのか?
奥さんとの別居時期について悩んでいたわけでもなく、養育費の工面について頭を悩ませていたわけでもない。これらは別マターである。
「マックなのかマクドなのか?」
この日本国民を取り巻く積年の問題。いつ国家が二分されてもおかしくないほどの重要課題。これを解決しないうちは安心して釣りができないが、解決する兆しはこれまで見られなかった。
そんな中、小生は最終的かつ不可逆的な解決案にたどりついた。ついに大論争に終止符を打つ時が来たのである。今回それを諸君に披露しよう。
「マックド」
今夜も頭はさえている。デカバスが釣れるに違いない。意気揚々と北湖東岸へ向かった。
序文で筆がすすむときはたいてい釣果はロクでもない。結論から言うと小バス一匹という残念すぎる釣果であった。
最近好調のポイントでは撃沈
最近好調の第1チェックポイントへイン。微風+湖面ユラユラ。ねらい目はあそこ、風が当たって水通しが比較的いい場所なのだが、なぜか先行者がいたので別エリアからサーチ開始。
「今夜は開始10分で勝負を決める(キリッ)」と余裕を見せつつサーチしていくが無。あれ?おかしい。何か反応があってもおかしくないのに。
この日は気温8℃くらいの寒い夜だったが、一昨日から暖かい日が続いていたので水温低下は止まっているはず。さらに一昨日は小バス天国だったので、その余韻がまだ残っていると考えたがそうではないようである。
先行者が消えた期待のポイントへイン。ここで何か釣れるっしょ笑。と思いながらサーチしていったが無。一度だけ生命感があったがすっぽ抜け。
ブルーギルのバイトがないのは喜ばしいが、バスのバイトすら得られない現実。これは非常にまずい展開。前日は悪天候だったことから魚がどこかへ行ってしまったのだろうか?
第2チェックポイントも生命感はあったがすっぽ抜け
第2チェックポイントへイン。ここで何かを釣っておきたいところ。いや、釣れるっしょ笑。
先ほどより風が強くて波もザバザバな感じ。釣れる気しかしない。しかし現実はそう甘くなかった。何も釣れない。
今日の寒気を受け、レンジが下がっているのか?と考え深めのレンジを探ってみたが無。いや、ほのかな生命感は2度あったがあわせても乗らない。あわせるのが遅すぎるのか?それともギルバイトなのか?
ともかく、数日前の小バス天国が嘘のように反応が得られない。魚が移動したのか?それとも食いが渋いだけなのか?
もはやマックドなどとのたまっている場合ではない。非常に悪い予感しかしない。
ギルたちの猛攻を乗り越え小バスを水揚げ
最終ポイントへイン。信頼と実績のポイントだが最近不調。まぁ、小バスくらい釣れるっしょ笑。そう考えポイントイン。
ここでは早々に生命反応あり。ブルーギルである。しかもあたりまくる。なぜここでブルーギルなのか?このエリアに大集合なのか?
こうなったらギルでも釣って帰ろうと、しばらくギル釣りに興じてみたがすっぽ抜けの連続。さすがに焦りの色は隠せない。
離れた場所へイン。ここでも一投目からギルバイト。どこを撃ってもレンジを変えてもギルばかり。やばい、ギルしかいない。
小バスばかりではあるが一か月以上ボウズなしでここまで来ているので、無で帰るわけにはいかない。次のポイントのことを考えつつ探っていると、今までとは異質の生命感。これはバスやろ。
あわせるといい感じの重量感。「キタ~~~!」と喜んだのは2秒間くらい。水面で跳ねる音はパチャパチャ。
小バスであった。いや、今日は小バスと言ってバカにしない。来てくれてありがとう。
華麗にボウズを回避したので終了。とぼとぼと帰路についたのであった。
冬の悲壮感はこんな感じなのか!?
今週末に寒波がやってくるそうで、やっと冬の入り口がやってきた感がある。とはいえ、水温はまだ秋の水温のはずでバイトをもっと出さないと話にならない。
にもかかわらず、この日は非常に厳しい状況であったのはなぜか?「すぐに釣って帰る」、「簡単に釣れる」といった甘い考えが釣りを雑にしてしまったのだろうか?今一度気を引きしめて業務にあたらなければならない。
これに加えて、釣りのスピードをさらにアップさせる必要がある。気が付いたら1時間をゆうに超えていることが多々あり、そのせいで他のポイントにかける時間が少なくなることがある。
あとは周回ポイントをさらに増やすことも検討。とにかくスピーディーに多くのポイントを周回することが今の釣りの最大の武器ともいえる。今のうちに釣れる場所の開拓を行っていく所存である。
以上である。