冬のバスを釣るにはカバー・ストラクチャーをタイトに狙えばいいらしい 2019年1月11日
今夜はジグヘッドスイミングで釣る作戦を実行。しかし、反応が全く得られない。いつものダウンショットにも異常なし。
ホゲーリー(ボウズのこと)予感がする中、根掛かり覚悟でカバー際を探り続けたところナイスな50UPの水揚げに成功。
冬のバスを釣るには、カバー・ストラクチャーをタイトに狙ってみればいいらしい。
釣りに行った日時・場所
- 2019年1月11日(金)20時半頃〜1時頃
- 湖西エリア~北湖東岸エリア
- 今年5回目の釣行(琵琶湖5回 海0回)
ジグヘッドスイミングで巨バスを釣る(キリッ)
琵琶湖の水温は穏やかに低下しているが、下がりきらない状況が続いている。北湖においては安曇川沖水温がまだ10℃を超えている状況で、いまだに小バスが釣れる有様である。
そんな冬らしくない今日この頃、いろいろと目的、課題を設定して最近はつりをしているわけだが、今夜はジグヘッドを使って巨バスを狙ってみることとした。
みんな大好きジグヘッドスイミング。なぜか当ブログには「ジグヘッド デスアダー6インチ」というキーワードでアクセスが集まっている。(ジグヘッドで釣ったことないけど(キリッ))
ダウンショットで釣れるならジグヘッドでも釣れるだろうと考え、実行に移してみることとしたのである。
ジグヘッドは1/11oz(2.6g)のものを使用、ワームは信頼と実績の「ゲーリーヤマモト グラブ4インチ」である。
ダイレクト感があるジグヘッドスイミング
北湖西岸の第1チェックポイントからスタート。無風で湖面ゆらゆらのいつもの釣れそうパターン。
あちこちにジグヘッドを投げ込んでスイミングさせてみる。いつも使っているダウンショットと重力的には同じくらいなので、違和感なくキャスト可能。
アクションに関していうと、フックとシンカーが一体化しているのでダイレクト感が半端ない。ロッドティップ少しの動きでワームは大きく動いてしまう予感。したがってロッドティップの動きを最低限にとどめつつ、丁寧にスイミングさせていった。が、無情にも異常なし。
北湖西岸はこれだからかなわない。いつものパターンで北湖東岸へ進路を向けた。
全然釣れないジグヘッド
北湖東岸第1チェックポイントへイン。明日から3連休スタートだというのに、釣り人は無。ありがたや~である。
まずはシャローエリアからサーチ開始。多分ここで何か釣れるはず。そう考えていたが反応なし。おかしい。
続いて別方面のシャローエリアをサーチ。普段あまり探らない場所だが、ほぼ全域をサーチ。しかし無情にも無反応。おかしい。
これまで実績のないジグヘッドを使っているので、疑念が少しずつでてくる。ジグヘッドのせいなのか?と。
それでもこのポイントはジグヘッドでやりきろうと考え、ディープが絡むエリアにもインしてみたが、ここでも反応なし。
ジグヘッド作戦失敗である。比較的なんでも釣れる秋のうちに実績を作っておくべきだったようだ。
小生のプライベートポイントに魚はいた
ジグヘッド作戦はあきらめいつものダウンショットに変更するために車に戻る。ちかくには不審車両発見。北湖東岸のカイオウ「K」氏であった。
K氏をひきつれ、小生のプライベートポイントへイン。もちろん無人。弱めの風が吹いていて無茶釣れそう。信頼と実績のゾーンへダウンショットを撃ちこんだが、反応なし。おかしい。
一方、K氏は魚を水揚げ。小生を差しおいて釣ってしまう不届き者である。
その後、別ゾーンを探ってみたが反応なし。小生を救ってくるプライベートポイント、今夜は全然救ってくれないようだ。
カバー周りを丁寧に探ったら50UPが出た
最近、流行の兆しがみられるホゲーリー。(ホゲーリーとはホゲルこと、ボウズのことである。)みんなホゲーリーでやる気がなくなっているらしい。今夜は小生もホゲーリーの予感がする。やばい。
次のポイントへイン。あまり釣れる気がしないポイント。だが、魚は間違いなくいる。風はややあり、湖面はややザバザバ。いつもと同じ調子で探ってみて恐らく反応は得られないと考え、カバー周りをタイトに探ってみることとした。
以前、「冬は荒れているときほどバスはカバーに着く」といった趣旨のことをK氏が言っていた。また、インターネット上で調べると、「風が吹いて荒れているときはカバー周りを狙うべし」といった記述も散見される。
これを踏まえて、根掛かり覚悟でカバー周りの奥の奥まで狙い打っていく作戦をとった。
この作戦があたった。カバーからワームが出てきたあたりで明確なバイト。ひゃっほ~である。
元旦以来の50UP。3キロも超えた!ひゃっほ~!
ホゲーリーの予感から一発逆転の魚が釣れたので、深追いせずここで終了とした。釣れたらデカイ冬の釣りを満喫することができたのである。
冬はカバー・ストラクチャーをタイトに狙ってみてはどうだろうか
今夜はカバー周りを狙ってみたところ良型バスに出会うことができた。
冬のバスはカバー(障害物)やストラクチャー(地形変化)にぴったりと寄り添い、ほとんど動かないらしい。さらに、すぐ近くのベイトにしか反応しないらしい。バスとの距離が20cmなら反応するが50cmだと反応しない。そんなイメージだとK氏も言っていた。
つまり、冬はルアー、ワームをカバーやストラクチャーに当てていくくらいの勢い、根掛かりする覚悟でタイトに攻めないと、バスがいたとしても食ってこないというわけである。確かに、今夜釣ったポイントでこれまで反応がなかったのは、カバーにそれほど近くない場所をサーチしていたせいかもしれない。
勿論これがすべてではないだろうが、冬バスを釣るための方法の一つとしてカバー・ストラクチャーをタイトに攻めるということを覚えておいても損はしないはず。ただし高価なルアーを使うときはくれぐれも注意すべきである。
まだ今年の初バスが釣れていない諸君の参考になれば幸いである。(キリッ)