冬の日本海・若狭エリアでポイント新規開拓!ロックエリアの根掛かり対策を考える 2019年2月27日
どうしてもカジキマグロを釣りたくなったので冬の日本海へ颯爽と出撃。
ポイント新規開拓のためにあちこちさまよった末、夜中にロックフィッシュ(根魚)の水揚げに成功。
日中も人気の無いエリアを中心にランガンしてみたが異常が無いまま終了。いろいろと課題が出てきた一日であった。
釣りに行った日時・場所
- 2019年2月27日(水)1時頃〜13時頃
- 日本海・若狭エリア
- 今年21回目の釣行(琵琶湖18回 海3回)
若狭エリアのポイント新規開拓のために出撃開始
ある日、小生は思い立った。「カジキマグロを釣りたい。」
早速「琵琶湖 カジキマグロ ポイント」で検索。しかしロクな情報がでてこない。やはり小生がやるしかないようだ。カジキマグロを釣り上げてバス持ちするため、冬?の日本海に出撃を開始した。
さて、今回の真の目的は若狭エリアのポイントの新規開拓。いろいろなポイントを確認しておいて今後の釣果につなげたい次第。
今回は夜から出撃して夜釣りを楽しんだ後、日中も釣り続ける作戦である。
新規開拓ポイントで根魚水揚げ
夜の22時半頃に自宅を出発。最初の新規開拓ポイントには1時頃に着。ちょっと遠い場所からスタート。平日の夜1時なので人の気配が全く無い。拉致られれた終わり、そんなイメージ。
ここはいわゆる漁港系ポイントであり、ガシラやメバルといった根魚系が釣れるらしい。まずは広く浅く探りを入れていくために軽めジグヘッドにピンテールワームを装着してサーチ開始。風がないので1gも無いような軽めのジグヘッドを選択した次第。
沖へ目掛けて投げたり岸際に落とし込んだりして探り続けたが無が続く。というか生命感が皆無、小魚の群れなども一切なし。
テトラエリアもサーチ。このあたりはウィードが多そうなので、シーズンに突入したらよく釣れそうな予感。釣果も大事だが現地確認もしっかりしておかなければならない。
ふと立ち寄った波止場で2.5gのジグヘッドにチェンジ。ワームもバグアンツ2インチに変更。確実にボトムを取ってから横方向に動かすと根掛かりしたような生命感。今夜のファーストフィッシュ。ガッシーもどきである。
一匹釣れると後はイージー。周辺をサーチしてものの20~30分で3バイト2フィッシュ1バラシ。
まだまだ釣れそうだったが、時刻は3時。仮眠を取るために終了した。
魚はケーソンの繋ぎ目にいた
釣れた場所について簡単に触れておく。水深は6~7mくらいの場所で、波止場のケーソンの繋ぎ目があるボトムでバイトがあった。ケーソンの切れ目ってのは下の写真のように文字通り繋がっているところ。
波止場というのはサイコロ状の「ケーソン」という立方体を繋ぎ合わせて構成されている。よって繋ぎ目、切れ目が存在する。そんな繋ぎ目は陸上ではちょっとした変化でしかないが、水中では大きく変化していることがあるらしいので、そんな場所に魚が付くのである。(キリッ)
ということで手軽に魚を釣りたければケーソンの繋ぎ目、切れ目を狙うのがオススメ。漁港系ポイントでバス釣りするときもマジオススメ。
根掛かり対策を考えないと釣りにならない
仮眠をとって朝の6時頃からリスタート。ポイントを変えて同じく漁港系ポイントで釣り開始。
テトラエリアでサーチ開始。早速ジグヘッド殉職。ボトムにテトラや岩が転がっているのでテキサスリグにチェンジ。シンカーは5gくらい。
が、すぐに根掛かり。根掛かりしまくりで4,5回リグリ直し。このままではだめだとダウンショットにも切り替えたが異常なし。先ほど説明したケーソンの繋ぎ目+テトラの穴を打ってみたが殉職しただけで終了。
「根掛かり対策」をもっと真剣に考えないといけないことが身にしみた瞬間であった。
新規開拓はできたが異常なし
その後もあちこちのポイントへインしてサーチ。漁港系ポイントがメインだが、人があまりいかないであろうエリアを中心に探索。たとえばこんなテトラゾーンがひたすら続く場所など。
テキサスリグのシンカーは軽めの2gくらいに変更することで根掛かりしにくくなったが、フォールスピードが遅いので手返しが非常に悪い。さらにウィードの穴やテトラの穴にも落としにくい。なんとかしなければならない今後の検討課題である。
テトラ際や岩の横などにテキサスリグを放り込んでサーチし続けたが異常なし。ボトムを感じながらのスイミングも不発。
というかどこででも釣れそうな雰囲気なのできりが無い。そこでテトラ、岩、ウィードの3つが絡む場所だけを撃っていく作戦を取ったが異常なし。
だんだん疲れてきて釣れる気もしなくなってきたので、あとはポイント見学を実施。ウニ大量ポイントも確認。黒く見えるのは全部ウニ。勝手に取ったら密漁になるやつ。
そんな感じで13時ごろで終了。イマイチ釣れなかったが、ポイント開拓と課題抽出ができた充実の釣行であった。
根掛かり対策を考える
今回明確になったのは根掛かり対策を真剣に考える必要があるということ。適当でも大丈夫やろと思っていたが、適当では大量殉職待ったなしである。
対策としては、根掛かりしにくいシンカー形状、フック、ワームを考えることが挙げられる。適当に道具を選ぶのではなくもう少し慎重に選択する必要がある。
あとはベイトフィネス的タックルの導入。すこし強引にあおれば根掛かりが外れることもあるはず。あとはウィードの中にリグをぶち込んでウィードの中から魚を引き抜くような場合、今のスピニングのライトロッドでは心もとない。
ポイントに関しては手軽に行ける場所ではだめなのかもしれない。誰しもが通り過ぎてしまうような秘境的な場所を見つけるのが魚への近道なのかもしれない。
というわけで、海から様々な課題を頂戴したので、飽きずに釣りを楽しめそうである。
次回釣行はチニング(チヌ釣り)か!?以上である。