デスアダーシャッドとバレッジスイマーのスイムジグで沖のウィードを狙ったら湖西バスが釣れた 2019年10月23日
前回確認した沖の方のウィードを攻略するため立案したこの日の作戦は「スイムジグでウィード周りをサーチ」。
釣ったことのないスイムジグでランガンしたところ、狙い通り沖の方のウィード周りで極小バイトからまぁまぁサイズの水揚げに成功。
やはりバス達は沖の方に移動してしまったのだろうか?しばらくスイムジグで様子を見てみる必要がある。
釣りに行った日時・場所
- 2019年10月23日(水)21時半頃〜0時頃
- 琵琶湖・湖西エリア
- 今年101回目の釣行(琵琶湖79回 海22回)
スイムジグで沖のウィードを狙う
前回の兆候ではバイブレーションを遠投することにより、はるか沖にウィードゾーンがあることを確認した。
以前は岸寄りのゾーンで釣れていた魚が釣れなくなったのは、沖のウィードゾーンに移動した可能性がある。つまり沖のウィードを狙うと巨バスが釣れるかもしれない。
そう考え沖のウィードを攻略する作戦を立案することとした。
結果、ほとんど使ったことのないスイムジグを遠投してサーチする作戦を実行に移すこととした。早速釣具屋に潜入して道具を調達。小生が選んだのはこれである。
「デプス デスアダーシャッド5インチ」と「ジャクソン バレッジスイマー1/4oz」である。
バレッジスイマーはスイムジグでよく使われる一品なので採用。
ワームはスタッガートかスイングインパクトとかが有名どころだが、以前使った時の印象は針持ちがイマイチ。その点、奥村くんのデスアダーシャッドは針持ちがいいので採用した次第。
ということで湖西エリアへと進路を向けた。
水位がかなり上昇していたので岸際からチェック
ここ最近はよく雨が降っており、水位がかなり上昇。以前陸だった場所が全て水没している有様。
ということは岸際まで魚が酔っている可能性が高い。そこでスイムジグは後ほど投入することとし、まずは岸際をクランクベイト「デプス イヴォーク1.2」でサーチすることからスタート。
ナマズピンでは一撃でナマズのバイトを誘発することに成功したが、陸に引き上げる途中で逃亡されてしまう。
ナマズが戻ってきたということはバスも岸によってきている可能性がある。しばらくイヴォークで様子を見たが異常なし。そう単純な訳ではなさそうであった。
釣れる気がしないスイムジグ
イヴォークによる岸際サーチを終了し、この日の主目的である沖のウィードを狙うためにスイムジグを投入。
沖を狙うのにスイムジグを選択したかというと、飛距離とフッキング力を期待してのこと。
単に飛距離を稼ぐだけならデスアダー6インチにネイルシンカーをぶち込むとか、デスアダー8インチを使うなどが考えられる。が、オフセットフックを使用した場合、ウィード周りでバイトが出た時にフッキングに難がある。つまりバレる可能性が高まるということ。
かといって、ジグヘッドだとウィードに絡んで釣りにならない可能性がある。
その点、スイムジグだと飛距離が稼げる上、ブラシガードでウィードをすり抜けつつ、むき出しのフックでフッキング力が期待できるのである。
まさに計算され尽くした最強のリグなのである。(キリッ)
そんな最強リグだが、ほとんど使ったことがない上、いつものデスアダー6インチノーシンカーリグとちがって巻くスピードが違う。モタモタしているとすぐボトムに到達してしまう。
一定レンジを巻いてくることをイメージするとまぁまぁのスピードで巻いてくる必要がある。なれない巻きスピードで巻いてくるので釣れる気がイマイチしない。
しかし飛距離は十分でウィードも引っかかりながらも抜けてくる。我慢してなんども繰り返すしかなさそうであった。
ウィードの中から極小バイトあり
我慢して投げ、巻き続けること小一時間。待望のバイトが出る。
着水から数秒してから巻き始め。ウィードの上部を巻いてくるイメージ。
ウィードに引っかかりつつも巻き続けていると、「コッ」という違和感。バイトか??
そのまま巻き続けたが生命感はなく、ウィードが単に引っかかっている感覚のみ。
しかしながら先ほどの小さい違和感は明らかにバイト。自分を信じて巻き合わせを発動。
すると感じたのは重量感。ウィードのような重量感の向こうに魚の反応。ウィードまみれだったのでほとんど引かなかったが、久しぶりのバス水揚げに成功。
初めてスイムジグで釣れた。作戦成功である。(キリッ)
その後もスイムジグでサーチし続けたが反応なし。久しぶりに釣れたので翌日の公務に備えて早めに帰還したのであった。
やはり沖に移動してしまったのだろうか
狙い通り遠投して沖のウィードを狙う作戦が成功に終わった。が、たまたまの可能性もある。
これだけ水位が上がっているということは岸際に魚がよってきている可能性の方が高い。適水温であるこの時期、わざわざ沖にいる必要はないのではないか?しばらくは岸近くをチェックしつつ、沖を狙っていくこととする。
スイムジグに関しては、今回釣ることに成功したため釣れる気がしてきた。表層からボトム付近までスピーディーにサーチすることもでき、ウィードの感覚をよりはっきりと感じることができるので、サーチするのにスイムジグは最適なのかもしれない。
スイムジグのさらなる可能性を模索するためにも、しばらくはスイムジグを使用していく所存である。