風が吹くと風下側が釣れる!?荒れた琵琶湖でどんな釣りをすべきか 2019年11月9日
琵琶湖・湖西エリアの巨バスを求めて出撃を開始。
川のように湖流がきつい中、デスアダー6インチをウィードに当てながらのスイミング作戦を実施。
結果、40UPの捕獲には至ったが巨バスの水揚げにはいたらず終了。
今後は忘れ物をしないよう徹底する必要がある。
釣りに行った日時・場所
- 2019年11月9日(土)21時頃〜1時頃
- 琵琶湖・湖西エリア
- 今年107回目の釣行(琵琶湖84回 海23回)
風が強そうなので巨バスを狩る
この日の湖西エリアの風予報は北寄りのやや強めの風が予想されていた。
やや荒れということは、巨バスが期待できる日。釣りはしにくいが巨バスの活性が高まり、普段より油断した巨バスを狩やすい日なのである。
日中は子ども達と戯れる優しい父親を演じたこの日、本当の正体である世界のスーパー巨バスハンターの実力を世界に披露すべく、湖西エリアへと出撃を開始したのである。
まじか!スイムジグを持ってくるの忘れた
現地に到着して準備をする小生。いつもの要領でカバンから必要物品を取り出して行ったところ、そこにあるはずのケースがない。
スイムジグが入ったケースがない。
すぐさま鬼の形相の奥さんが頭に浮かぶ。奴の仕業か!?
そういえばこの日出撃する時、珍しく「気をつけてねー!」と声をかけてくれたが、伏線だったのか!?
まじウゼー!精神的な嫌がらせにとどまらず、ついに物理的に仕掛けてきたのか!?威力業務妨害というやつか。
と思ったが、自分が置き忘れてきたことに気づく。いや、小生が忘れるはずがない。
細かいことはさておき、持ってきたのはロッドに付いていたデスアダー一匹とクランクベイトとミノーだけ。今夜はこいつらだけで戦うしかないのである。
川のように水が流れて釣りにくい
起訴するかどうかを考えながらポイントへイン。検察官でなくても起訴できるのかは知らないが、やる気と情熱さえあればなんだってできるはず。
ポイントの状況はというと、風はそれほど感じない。風裏担っているということか。
その一方、湖面は海の塩のように流れまくり。結構な勢いで水が流れていてまさに川のよう。
早速「デプス デスアダー6インチ」をいつものようにノーシンカーでスイミングさせてサーチ開始。
予想通りルアーが流されて帰ってくる有様。川の釣りってあまりしたことがなく苦手意識しかない。時として琵琶湖本湖も川のようになることがあるので、川の釣りの練習もする必要がある。
風下側で異常あり
いつもの信頼と実績ゾーンでは異常なし。周辺のウィードにデスアダーを当ててつスイミングさせ、ウィードを抜けた後のバイトを期待した反応なし。
忘れ物をしていなければ、ここからスイムジグに切り替えて沖のウィードを狙うのだが、今夜はデスアダーで近距離から中距離を狙うしかない。
仕方なく場所を少し移動することに。風もやや強くなってきたため、風下側に移動。
なぜ風下側に移動したかというと、風によって魚の位置が変わる可能性があるため。普段釣れている時より風下方向に流されて(?)移動することがあるのである。(キリッ)
そんな予想が正しかったのか、偶然だったのかはわからないが、「グイグイ」と小バスのようなバイトがでる。よく引く魚だったがサイズは微妙。
この周辺で初めて50cm未満が釣れた縁起の悪い魚。これもきっと奥さんの仕業である。
ともかく、風が吹いてきたときはいつもの場所から風下側に移動すると釣れるかもしれないので、ぜひ試してみてほしい。(キリッ)
謎のバックラッシュ!荒れる琵琶湖
こんな小バスに用はない。巨バスを求めて一心不乱にロッドを振り続けた。
が、またあいつの仕業である。なにかよくわからないがハンドルにラインが絡まってのバックラッシュ。超常現象。
帰りたくなったが、業務妨害に屈するわけには行かない。ラインを切断して復旧してみたが、ラインの残量はだいぶ短くなってしまった。
場所を変更。以前ウィードがこんもりあったはずだが、ウィードが全然感じられない。琵琶湖が荒れているせいでなびいて流されているのか?
元の場所に戻って「O.S.P ルドラ130F」にチェンジ。ストップアンドゴーで巻いてくると、貴重なウィードが絡まってきた。
貴重なウィードを無駄にすることはできないのでデスアダーに戻してサーチし続けたが、風と波の勢いは増すばかり。
今夜の巨バスはお留守だということにして、退散することとした。
強風で荒れた時にどんな釣りをするのか
今夜露呈した課題は、強風だったり波が強かったりする場合にどういった釣りを展開すべきなのかということ。
デスアダー6インチのノーシンカーでも十分釣りになるが、流され気味でいまいちよろしくない気がする。ネイルシンカーをぶち込むなどして自重を増やすといった工夫が必要か!?
あるいはルアーサイズを大きくするということ。忘れたスイムジグであれば自重があるため飛距離を稼げ、水中でも流されることなく引いてくることができるはず。
水温はまだまだ高いがビッグベイトの当番もそろそろ検討しても良いかもしれない。荒れた琵琶湖でもその存在感は抜群のはず。
何より荒れた状況下での成功体験をしておく必要がある。帰りたくならないように精神修行をしなければならない。
小生の世界を釣る修行はまだまだ続くのである。