初めてのベイトフィネスの使用感を紹介!若狭ロックフィッシュゲーム 2019年3月8日
この日はベイトフィネスもどきのタックルを調達し、ホームグラウンド「母なる海」に出撃。
慣れないタックルに苦労しつつ、かろうじてガッシー2匹を水揚げして終了。
「ベイトフィネスってどうなん?」的な紹介を交え、今回の釣行の様子をお届けする。
釣りに行った日時・場所
- 2019年3月8日(金)22時頃〜2時半頃
- 日本海・若狭エリア
- 今年22回目の釣行(琵琶湖18回 海4回)
ふかひれスープの食材を求めて
ある日、小生は思った。「あーー、おいしいふかひれスープが飲みたいなぁー」。
そんなわけで食材を求めて日本海へ出撃することにした。どうせ作るならたくさん作って世界中の子どもたちに振舞ってやりたい。そう考え、狙いをモササウルスに絞り、モササウルスのひれをスープにすることにしたのである。
ちなみにモササウルスってのは6000万年~7000万年くらいに生息していた巨大生物。映画「ジュラシックワールド」に出てきたあいつ。
つまり今回は時空を越える釣行。小生にしか出来ないタイムトラベルフィッシングなのである。
しかしながら、出撃する前にうちの奥さんがなぜか逆切れ。うざい。こっちは時空を超えるのに忙しいのである。恐怖でガクガクブルブルしているのを悟られないふりをしながら家を飛び出した。
ベイトフィネス風タックルを調達
実は先日から導入を計画していたベイトフィネス風タックルを今回調達することに成功した。
ロッドは「パームス モーラMGC-66MF」。リールは「アブガルシア ロキサーニBF8」である。ロッドは中古で5,400円。リールは1万3千円くらい。高級タックルを使ってきた小生に言わせると、これくらいで十分なのである。(キリッ)
ロッドの方はベイトフィネス仕様ではないが、ティップはやわらかめなので比較的軽量ルアーでもキャストできそうな予感である。なぜこのロッドを選んだかというと、安いし見た目がカッコイイし、他に使っている人はほぼ皆無だと思われるから。あと、北湖東岸のカイオウ様も「いいんじゃね?」と言っていたので。
今回の釣行はこのベイトフィネスもどきタックルで何かを水揚げすることになったのである。
安定のロックフィッシュポイントでもなかなか釣れない
22時頃に現地着。まずは前回釣行でガッシー(ガシラのこと)を水揚げした安定のロックフィッシュポイントへイン。
3gくらいのジグヘッドに「エコギア バグアンツ」というワームを装着して様子見。総重量5g未満だが、ベイトフィネス風タックルでも垂らし長目だとキャスト可能。
前回と同じように波止場の繋ぎ目を中心にボトムを探るとガッシー降臨。小生の友達である。
が、シンカー3gはフォールスピードが遅い。しかも今回のラインはフロロ10lbを使っているので余計にフォールが遅い模様。手返しが悪すぎる。心地よい釣りのリズムを刻むためにシンカーを5gにチェンジ。これにより早くボトムがとれるようになり、テンポよく釣りができるようになった。
が、以降はガッシーからの反応なし。シンカーを重くすることで食いが悪くなってしまったのか?軽いと釣りがしにくい。重いと釣れない。このどちらにも属さない微妙なところを突くのがベイトフィネスで釣るコツだと思われる。
新規開拓してみたが生命反応なし
次に新規ポイントへ。ネット上の情報によるとシーバスやチヌも釣れるとのこと。よ~しパパ、チヌを釣っちゃうぞ~!と意気込んでジグヘッドでボトム中心に探っていったが完全無欠の無。
次は以前来たことがあるポイント。ここはチヌを水揚げした実績ポイントである。
ここもボトム付近を中心に探ってみたが無。ジグヘッド5gはあきらめ、シンカー3gくらいのダウンショットにチェンジ。しかし根掛かっただけで生命反応なし。
常夜灯のある岸壁周辺ではスイミングも試してみたが異常なし。べた凪状態で生命感なしであった。
新規開拓ポイントでロックフィッシュに出会う
続いて新規ポイントへイン。ネット上の情報もほとんどなかったので、あまり人が来ない場所なのか?実は先日の日中釣行時に下見しておいた場所。岸壁には貝が付着しているのと、周辺にはウィードが繁茂しているのを確認済み。
ここでチヌ用ワームをうたう「チヌ職人」にチェンジ。これをダウンショットで使用する作戦。まぁ、釣れる気しかせんわな。
そんな期待どおり生命反応あり。我が心の友、ガッシーである。
バイトは5回ほど出たが、乗ったのはこの一匹だけ。なぜのらなかったのか?食いが浅い?針がでかすぎ?ロッドのせい?今後の課題である。
というところで今回の釣行は終了。新たな世界や課題が出てきた釣行となった。
ベイトフィネスってどうなのか?
今回始めてベイトフィネス(風)タックルで釣りをしてみた。感想としては「まぁ、こんなもんじゃね?」である。
特段使い勝手がいいとか、釣りが楽しいとか、そういった感情にはならず。慣れない道具と、こちらもはじめての左巻きリールのせいで、ややストレスが溜まりつつの釣行ではあった。
特にバックラッシュを直すときにいつもの調子で直すと、ハンドルがリール本体の下に位置しているのでラインがハンドルに絡まって「うぜーーー」となること必至。素人にはオススメできない。
今のところ「ベイトフィネスするなら固めのスピニングロッドでいいんじゃね?」的な印象しかないが、しばらくは使い続ける予定。これも一つの修行。
そんなことより、逆切れしてきた奥さんの機嫌をどうやって直すのか、こちらが喫緊かつ重要課題であり、一生つきまとう苦行なのである。(キリッ)