2018年シマノ新製品「18ステラ」の発売日・価格・新機能を紹介します

シマノスピニングリールのフラッグシップ機である「ステラ」。そのステラが2018年にモデルチェンジして「18ステラ」として発売されることになりました。
【2018年3月7日追記】
18ステラの発売日が判明しました。
だいたい3年から4年の周期でモデルチェンジするシマノのリール。2014年に現行の14ステラが発売されてからちょうど4年目に当たる2018年にモデルチェンジされることになりました。
18ステラのコンセプトは「成熟は、結実する」。(14ステラのコンセプトは「歓びが、 満ちてくる。」でした。)18ステラはどのように成熟し、どう結実するのでしょうか?
私も買うつもりの「18ステラ」。その新機能とスペック、そして気になる価格や発売日について紹介します。
【2018年1月19日追記】
シマノホームページの製品情報ページで18ステラが紹介されています。
【2018年1月11日追記】
新ポイズンアドレナが2018年に発売されることになりました。紹介記事を書いています。
【2018年2月7日追記】
18ステラ2500Sを予約しました。安く買える方法も紹介しています。
18ステラの発売日は3月9日(金)
18ステラの発売日は2018年3月9日(金)もしくは10日(土)になる模様です。
別記事で説明しているのでご覧ください。
新機能の概要
HAGANEギアが「マイクロモジュールギアⅡ」に進化
現行機である「14ステラ」から採用された「マイクロモジュールギア」。18ステラではマイクロモジュールギアの進化形となる「マイクロモジュールギアⅡ」が搭載されます。
マイクロモジュールギアⅡは、シルキーでなめらかな巻き心地を実現するマイクロモジュールギアを上回るなめらかな回転フィールリングと異次元の巻き心地を実現しているそうです。
ギア周りは全て新設計で、ギアの強度が大幅に向上。特殊表面処理が施された「バリアギア」が採用されており、ワンサイズ上のクラス以上のギア強度になります。
ギアの歯形状を最適化することにより、ギアの噛み合い時に発生する微小な振動が低減。滑らかなギアフィーリングの中に感じる微かな違和感を取り除く設計がなされているとのことです。
また、今回18ステラで初採用となるサイレントドライブは、巻き上げる時のカタカタ感やコツコツ感といった打音感を排除する技術です。ギアの歯同士のクリアランスやギアを支持するベアリング、それを支持する部材とのクリアランスなど各部品の公差を極力詰める技術が使われています。
ステラの巻き心地は「ヌルヌル、超ヌルヌル」という表現が使われることが多いですが、今回発売される18ステラはどれくらい「ヌルヌル、超ヌルヌル」なのか早く使ってみたいですね。
防水機構「CORE PROTECT」が「X PROTECT」に進化
18ステラには防水機構「X PROTECT」が採用されます。
「X PROTECT」とは、撥水効果とラビリンス構造により水の侵入をブロックする技術で、ボディ内部への水の侵入をシャットアウトする防水機構「CORE PROTECT」がバージョンアップしたものです。
この「X PROTECT」の採用により、18ステラは14ステラよりも高い水圧に耐えられることになります。
なお、X PROTECTはツインパワーXDでは本体にのみ採用されていましたが、18ステラではエクスセンスと同様にラインローラーにも採用されます。
軽量化がはかられている
18ステラでは軽量化がはかられており、番手によって異なりますが5g~25gほど自重が軽くなるようです。
バス釣りに良く使われる2500番台では、14ステラの220gに対して18ステラでは205gとなっており、15gの軽量化が実現されています。
ちなみに、シマノスピニングリール「クイックレスポンス」シリーズの頂点に君臨する超軽量リール「16ヴァンキッシュ」の自重は180g(2500S・HGS)。
16ヴァンキッシュにポイズンアドレナを組み合わせたときの軽量感は至高。

16ヴァンキッシュと比較するとまだまだ重い18ステラ。ただ、18ステラでは重心位置なども見直されていると考えられますので、体感重量はより軽量化されているのではないでしょうか?
軽量感と質実剛健さを兼ね揃えた18ステラの発売が待ち遠しいです。
クイックレスポン化するというのは嘘
18ステラはクイックレスポンス化するという情報が一部ブログに掲載されていましたが、それは嘘です。
18ステラは従来通りコアソリッドとして誕生します。
18ステラのデザイン
すでにSNS上などで、18ステラのデザインが話題になっているようです。「カッコ悪い」派が多いようですが、実物を見てみないとなんとも分かりませんね。
【2017年12月22日追記】
いい感じですねぇ~!
18ステラ
悩ましいね笑#STELLA#ステラ#SHIMANOpic.twitter.com/up9RZZdG0L— チャンクス✧釣りバカ🎣 (@EluStylish) 2017年12月21日
【2017年12月21日追記】
ヒラメルアーフィッシングで有名な堀田光哉(ほったみつや)さんがFacebookに写真を掲載されていました。堀田式FGノットにはお世話になっております。
無茶苦茶カッコいいじゃないですか!!やはりステラにはピンクのPEラインが似合いますねぇ〜(笑)これは買いですね。
18ステラのスペック
発売されるのは1000番台から5000番台まで。ここではバス釣りでよく使われる2500番のスペックを紹介します。
C2500SHG
- ギア比 6.0
- 自重 180g
- 糸巻き量 ナイロン(lb-m)5-110, 6-95, 8-70、フロロ(lb-m)4-130, 5-100, 6-80、PE(号-m)0.6-200, 0.8-150, 1-120
- 最大巻上長 81cm
- ハンドル長 45mm
- ベアリング数(BB/ローラー) 12/1
2500S
- ギア比 5.3
- 自重 205g
- 糸巻き量 ナイロン(lb-m)5-110, 6-95, 8-70、フロロ(lb-m)4-130, 5-100, 6-80、PE(号-m)0.6-200, 0.8-150, 1-120
- 最大巻上長 78cm
- ハンドル長 50mm
- ベアリング数(BB/ローラー) 12/1
2500SHG
- ギア比 6.0
- 自重 205g
- 糸巻き量 ナイロン(lb-m)5-110, 6-95, 8-70、フロロ(lb-m)4-130, 5-100, 6-80、PE(号-m)0.6-200, 0.8-150, 1-120
- 最大巻上長 89cm
- ハンドル長 55mm
- ベアリング数(BB/ローラー) 12/1
18ステラの定価と気になる実売価格
気になる18ステラの価格は以下の通りです。
18ステラの定価
定価の価格帯は79,800円(型番1000SSSPG)〜85,900円(型番C5000XG)となっています。
その他、C2500SHGは80,900円。2500Sは81,900円。2500SHGが81,900円です。
さすが最高峰リール、非常に高価ですね。
18ステラの実売価格
現行の14ステラはAmazonなどでは定価の20%オフで販売されていますが、18ステラもほぼ同等の価格で購入できます。
おおよそ、70,000円から80,000円の間くらいが実売価格になっています。
ということで、先日18ステラ 2500Sを予約しました!新製品予約キャンペーンを利用することで28%オフの実質63,201円で購入できそうです。
2018新製品の目玉商品となることは間違いない!
モデルチェンジ毎に搭載される新機能。洗練されたデザイン。これまでも、そしてこれからも、ステラがフィッシングシーンを牽引していくことは間違いないでしょう。
来年の2018フィッシングショーでも目玉商品となることは必至。というわけで、フィッシングショーに行ったことがなかった私も、今回は行ってきました。
フィッシングショー大阪2018 で触ってみた感想
2018年2月3日のフィッシングショー大阪2018にいって、新型18ステラの実機を触ってきました。
触ったのは、購入を検討していた2500S。人がごった返す中、人と人の隙間から手を伸ばしてお目当ての2500Sをゲット。
以下、簡単なレビューです。
剛性感
部品と部品の隙間がほとんどなく、非常にきっちりしっかり作られていると感じました。この剛性があってこそ、完成度の高い巻き心地があるのでしょう。
巻き心地
「永遠に変わらない巻き心地」がそこにありました。笑
初めてステラを巻いてみましたが、本当にスムーズ。巻くのが心地よかったです。
今使っている16ヴァンキッシュと比べると、巻いたときの重厚感が違いました。かといってハンドルが単に重いというわけではなく、内部の大小全てのギアが完全に噛み合っている感覚。
巻き物の釣りが楽しくなること間違いないと思いました。
重量
心地の良いずっしり感と表現すればよいでしょうか。軽くは無いが重くもないというイメージでした。今使っている16ヴァンキッシュに比べるのは酷ですが、軽快感はありませんでした。
しかしこれくらいの重量の方が、手元が安定して巻きやすいのかもしれません。実際リールだけを持って巻いてみましたが、本体がぶれずに巻くことができました。
何よりシマノのフラッグシップ機の所有感が重量を通して感じられる、という点は素晴らしいと思います笑。
デザイン・見た目
照明のせいかもしれませんが、雑誌などで見ていた以上にピカピカしていてかっこよかったです。
18ステラの総括
見た目がかっこよくて、剛性が高くて、とにかく巻き心地が最高。そんなリールに仕上がっている18ステラです。
長らく新型ステラの発売を待ちわびていた人には18ステラ発売は朗報ですね。発売されるまでにお金を貯めておきましょう(笑)。