ワカサギ掬いをする人に知っておいて欲しい「釣り人が思っていること」

知識・テクニック

夕方の釣り人

冬の琵琶湖の風物詩であるワカサギ掬い(すくい)。そう、琵琶湖では網でワカサギが捕れるのです。そんなこともあり、毎年1月から2月にかけワカサギが接岸する地域では、夜な夜なワカサギ掬いを楽しむ人々でごった返します。

ワカサギ掬いをしたことがある人ならご存知だと思いますが、夜の湖岸には釣り人もいて夜釣りを楽しんでいます。

そんな釣り人からワカサギ掬いを楽しむ方に知っておいて欲しいことがあります。

これからワカサギ掬いをしようとお考えの皆さん、ワカサギが捕れる場所や道具のことを気にする前に、釣り人からのお願い事を聞いていただけると幸いです。

夜の湖岸には釣りを楽しんでいる人がいます

冬の夜中に湖岸にいるのはワカサギを掬う人だけではありません。釣りをしている人もいます。その多くはバス釣りをしている人たちです。

ワカサギ掬いをする人々

ワカサギ掬いをする人にとって、岸際を歩いていると突然現れる釣り人は邪魔だと思います。邪魔なだけでなく、暗闇にまぎれて竿を振りまわす危険な存在でもあります。

逆に釣り人も、ワカサギ掬いをする人に思っていることがあります。ちょっと聞いていただけるでしょうか?

釣り人は光と音を嫌っています

夜の湖岸で釣りをしている人の多くがブラックバスを狙っています。バスは非常に臆病な魚ですが、夜になるとエサを求めて湖岸近くまで近寄ってくる魚もいます。

バス釣り師はそんな浅場へやってきたバスを狙っているのですが、バスは湖面を照らすライトの光を感じると沖へ逃げていってしまいます。そうなると釣ることは非常に難しくなってしまいます。

また、バスは光だけでなく音にも敏感です。湖岸に近づく足音、湖岸沿いを歩く足音にも反応し、人の気配を察すると逃げていってしまいます。

ワカサギ掬いをする人はご存知なかったかもしれませんが、バス釣りをする者はライトで湖面を照らすことと、音を出すことはなるべく避けたいと考えているのです。

ワカサギ掬いをする人の多くは、煌々とライトを照らしながらドカドカと足音を立てて岸際に歩いていきます。それを快く思っていない釣り人や、怒りにも近い感情をもつ釣り人は決して少なくありません。

ワカサギ掬いをする皆さんへのお願い

もうお分かりですね?ワカサギ掬いをする皆さんにお願いしたいことは以下の2点です。

お願いする女の子

  • 不必要にライトで湖を照らさない
  • 不必要に音を立てず静かに歩く

不必要にライトで湖を照らさない

網で捕れるのは岸際にいるワカサギです。ライトで沖方向を照らしても捕れません。

ちなみに、岸から1mくらい湖に入ったところで岸方向を向いて、岸際をライトで照らしながら横歩きすると効率よくワカサギを掬うことができます。

岸に立って岸際をライトで照らすとワカサギは沖に逃げていってしまいますよ!

不必要に音を立てず静かに歩く

岸際まで接岸するワカサギといえど、人の気配を察すると逃げていってしまいます。なるべく音を立てないよう行動したほうがワカサギをたくさん掬うことができます。

あと、釣り人の後ろを通って通り過ぎる際は、一声お声掛けいただけるとありがたいです。後ろを通る人の存在に気づかないことも多々あり、竿を振り回しているので非常に危険です。

また、すべての釣り人がフレンドーではありませんが、人によってはワカサギがたくさんいる場所を教えてくれることもあります。だから「後ろ通りま~す」くらいは言った方がお得ですよ!

釣り人だけでなく、近隣住民とのトラブルも多いそうです

ワカサギ掬いで盛り上げる1月から2月にかけての時期は、トラブルも多々発生するようです。私も何度か揉めている場面に出くわしたことがあります。

ワカサギ掬いする人と釣り人とのトラブルだけでなく、近隣住民とのトラブルもあるそうです。

その多くは騒音と迷惑駐車です。

道路に大きくはみ出した状態で湖岸沿いのちょっとしたスペースに駐車し、車両が通行できなくなったりすることがあるそうです。

また、深夜にもかかわらずエンジンをかけっぱなしにする人もいるそうです。夜中は音が響き、大きな騒音になります。

琵琶湖湖岸という開放的な場所と暗闇の中で気持ちが開放的になるのは分かります。

一方、近隣住民は特別な生活を送っているわけではなく、日常生活を送っています。

揉めても誰も得はしません。他者への配慮について今一度考え実行する必要があります。特に、年中活動する我々バス釣り師が。

権利と責任。他者への配慮

良識ある皆さんならご理解いただける内容だったと思います。我々バス釣りをする者を含め、今一度自分の行動について考えるべきですね。

最後にワカサギ掬いの極意を。

日によって接岸するワカサギの数は大きく変化します。いる時は大量ですが、いない時はいません。

いないエリアではどこへ行ってもいないことが多いです。したがって、一箇所確認してワカサギがいない場合は大きくエリアを変えた方がいいです。

あるいは帰ったほうがいいです。いないときは大体どこもいませんから笑。